母のいる場所 作品情報

ははのいるばしょ

高齢化社会の中、介護を通じて描かれる、家族の生き方と絆の物語

フリーライターのシングルマザー、泉は、取材で訪れた老人介護ホームで、自由に暮らす老人たちの姿を目にする。7年前に母が脳血栓で倒れて以来、泉は仕事と介護に追われていたが、頑固な父は「自分が介護する」と言い張るばかり。息子の遼にも目をかけてやれないなか、父も80歳を超え、在宅介護に限界を感じた泉は、遂に母をホームへ入居させることに。やがてホームは、母が人生の最後に暮らす、大切な場所となっていく。

「母のいる場所」の解説

本作は、作家・久田恵が自らの家族の介護物語を綴った著書「母のいる場所 シルバーヴィラ向山物語」を映画化した作品。半身不随と失語症を患った母親の介護を通じ、母子、父娘、夫婦の絆、そして家族の姿を描いていく。槙坪夛鶴子監督は、ご自身、障害を抱え車イスに乗りながら、痴呆の母を介護している。誰よりもその苦労を知るからこそ、介護問題の現実を真摯に描き、その中に希望を見せてくれる。

主人公・泉を演じた紺野美沙子、心身の苦しみを熱演した馬渕晴子、介護を通じて妻の心を知る父に小林桂樹が扮し、介護する側とされる側、それぞれの辛さや痛み、喜びを表現。すべての人に必ずおとずれる「老い」の現実に目を向け、人との係わり合いのなかでどう生きていくか、優しく問いかける作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年4月9日
キャスト 監督槙坪夛鶴子
出演紺野美沙子 馬渕晴子 小林桂樹 米倉斉加年
配給 パオ
制作国 日本(2003)

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最終更新日:2016-02-12 15:47:38

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