東京タワー 作品情報
とうきょうたわー
恋に身を焦がす喜びと痛みを描く、江國香織原作のラブストーリー
売れっ子CMプランナーの妻、詩史(黒木瞳)は、20の年齢差がある透(岡田准一)と出会い、恋に落ちた。それから3年、透と詩史は密やかな愛を重ね続けていた。透の友人である耕二は、同世代の恋人がいながら、主婦の喜美子と付き合い始める。夫への不満を爆発させる喜美子も、耕二の目には愛おしく映る。しかし、求め合う気持ちが強まるにつれ、心の均衡は崩れていく。やがて二組の恋人たちに、ひとつの終わりが訪れる。
「東京タワー」の解説
ベストセラー作家、江國香織の同名小説を映画化したラブストーリー。恋を夢見るには歳をとりすぎ、でも女であることを諦めたくない。そんな中間地点の人妻が、自分と真剣に恋愛をしてくれる若い男と愛し合う。詩史と透には、黒木瞳と岡田准一という美しいコンビが扮しているが、この2人の恋愛は、高級なホテルや食事、ラフマニノフの音楽や海辺の別荘など、ラストシーンに至るまで、とことん豪奢で幻想的だ。
一方、喜美子と耕二の恋愛は、時に痛いくらいに情熱的で現実的。寺島しのぶが、ギリギリに立たされた女の怖さをよく表現している。幻想的であれ現実的であれ、愛されたい、愛されていると感じたい、そんな男女の願いが余情を残す。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2005年1月15日 |
---|---|
キャスト |
監督:源孝志
原作:江國香織 出演:黒木瞳 岡田准一 松本潤 寺島しのぶ 宮迫博之 平山あや 余貴美子 岸谷五朗 加藤ローサ |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(2004) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 126分 |
(C)2004 東京タワー製作委員会
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-07-05
東京タワーをまた観た。やはりとても感動した。恋というものはあまりにも苦しいと思う。ほんとに好きになればなるほど、地獄が待っていると思う。だが、それだからたまらないのだ。宮迫博之さんが出演されている。演技が素晴らしい。私の地元の出身だから、これからも陰ながらうまくいかれることを祈っている。