砂と霧の家 作品情報

すなときりのいえ

静かな感動と絶望が胸を打つ、アカデミー賞主要3部門にノミネートされた至極の人間ドラマ

夫と別れ、すべてに気力を失っていたキャシー(ジェニファー・コネリー)は、税金の未払いが元で、父の遺産である海辺の家を差し押さえられてしまう。それが行政の手違いとわかった時には、家はすでに、政変で国を追われアメリカへ亡命したベラーニ元大佐(ベン・キングスレー)に買われていた。キャシーは郡警察のレスターの力を借り、家を取り戻そうとするが、家族と再出発を望むベラーニは応じようとしない。それぞれが「家」を求め、対立する彼らに、やがて悲しい運命が降りかかる。

「砂と霧の家」の解説

暗闇に物悲しく揺れる霧が、孤独と喪失感を引き立てる本作は、「幸せになりたい」と願う人間たちの運命が、ほんの少しのすれ違いで大きく狂わされていく悲しさを描いた、美しくも残酷なドラマだ。原作は、アメリカのナショナル・ブック賞最終候補に挙がったアンドレ・デビュース3世の同名小説。これまで、100以上の映画化オファーを受けてきた作品だが、ジェニファー・コネリー、ベン・キングスレーらアカデミー受賞俳優たちをキャストに迎えることで実現を果たした。

その実力通り、俳優たちは一件の「家(ハウス)」を巡り、絶望的なまでに、帰るべき「家庭(ホーム)」を求めるキャラクターの心情を痛々しく演じきっている。2004年アカデミー賞では、主演男優賞、助演女優賞、作曲賞の3部門でノミネートを受けたほか、ゴールデングローブ賞、数々の映画批評家賞にノミネート、また受賞を果たしている。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年11月6日
キャスト 監督ヴァディム・パールマン
出演ジェニファー・コネリー ベン・キングズレー ロン・エルダード ショーレ・アグダシュルー
配給 ギャガ=ヒューマックス
制作国 アメリカ(2003)
上映時間 126分

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最終更新日:2021-01-14 16:30:05

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