モーターサイクル・ダイアリーズ 作品情報

もーたーさいくるだいありーず

『世界で最も美しい革命家』チェ・ゲバラ、23歳。その若き日の冒険旅行が、彼の人生を変えた-

1952年、喘息持ちだが“フーセル(激しい心)”の異名を取る23歳の医学生エルネストは、7歳年上の陽気な友人アルベルトとバイク旅行に出発する。本でしか知らない南米大陸を、自分の目で見たいという好奇心からの冒険旅行だった。故郷のブエノスアイレスを出発しパタゴニアへ。さらに6千メートルのアンデス山脈を超え、チリの海岸線沿いに南米大陸の北端を目指す1万キロ超の旅路だ。だが所持金は乏しい上、バイクは故障ばかり。2人の旅は困難を極めていく…。

「モーターサイクル・ダイアリーズ」の解説

キューバ革命の指導者として、今も世界中から愛されているエルネスト・チェ・ゲバラと盟友アルベルト・グラナードの若き日の冒険旅行を、2人の手記から映画化した作品。製作総指揮は、長年この企画を温めてきたというロバート・レッドフォード。監督には、レッドフォードが主宰するサンダンス映画祭で脚光を浴びた『セントラル・ステーション』のウォルター・サレスが選ばれた。

サレス監督は2人の旅程を実際にたどり、また現在は80歳のアルベルト本人やゲバラの遺族に面会するなど、リサーチに2年をかけたという。ゲバラを演じたのは、“ラテンのブラピ”ガエル・ガルシア・ベルナル。ちなみにアルベルト役のロドリゴ・デ・ラ・セルナは、ゲバラの実のはとこ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年10月9日
キャスト 監督ウォルター・サレス
製作総指揮ロバート・レッドフォード
脚本ホセ・リベーラ
出演ガエル・ガルシア・ベルナル ロドリゴ・デ・ラ・セルナ ミア・マエストロ
配給 日本ヘラルド映画
制作国 イギリス=アメリカ(2003)
上映時間 127分

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ユーザーレビュー

総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。

P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-09-11

ブエノスアイレスからカラカスまで1万キロ以上にも及ぶ旅を通して、青年の成長と自己確立の行程を南米の大自然を背景に描破したロードムービー。共産主義の思想的断面には深入りせず、あくまで医師を目指したチェ・ゲバラの、人のための仕事を使命とする人生観に裏打ちされた純粋さに焦点を当てているのがいい。特にサン・パブロの療養所でのエピソードが素晴らしい。貧困による差別と理想主義の狭間で苦悩する主人公の言動をデリケートに且つ丁寧に描いている。ひとつの教養小説の領域にあると言っていい真摯さは、製作者レッドフォードと主演ベルナルの個性に負うところが大きく、そしてサレス監督の詩的映像タッチに快い印象を持つ。

最終更新日:2019-09-16 16:00:06

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