タカダワタル的 作品情報

たかだわたるてき

呑んで唄って35年。伝説のフォーク・シンガー高田渡の“素晴らしき哉、人生!”

1970年、時はフォーク・ブームの真っ只中。第2回中津川フォークジャンボリーのステージには、風刺の効いた一節を呟くように唄う青年の姿があった。それから30年。東京・下北沢のライブ会場に様々な世代の人々が集まってくる。満員の観客の前にのっそり登場した初老の男。この御仁こそあの中津川のステージで唄っていた青年、現在の高田渡である。「いやだなぁ~やめたいなぁ~なんて思いながら、35年くらい唄ってます」おなじみの名調子に喝采が沸き起こる中、伝説のフォーク・シンガーはギターをつま弾き始めた…。

「タカダワタル的」の解説

1960年代後半から70年代にかけ、岡林信康、小室等、泉谷しげる、三上寛らとともに日本のフォークを牽引した高田渡。本作は、現在もマイペースな活動を続ける高田の日常を追ったドキュメンタリーである。フォークというと政治的なメッセージを唄う反動音楽の印象が強いが、劇中の高田はそうしたきな臭さとは無縁の境地にある。1975年生まれのタナダユキ監督はフォーク全盛の頃を知らない世代。それゆえ感傷に流されることなく、現在の高田のありのままを映している。

酒を呑み、孫を抱き、町を歩く。そんな男が唄う人生の情景は、「オヤジ」「スローライフ」といった流行のタームを超えて、ただ一個の人間としての生のリアリティを主張する。いつの時代も人々を魅了してきたタカダワタル的人生讃歌、その優しくも逞しい歌声にじっくりと聞き入って欲しい。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年4月3日
キャスト 監督タナダユキ
出演高田渡 柄本明 松田幸一 中川イサト 坂田省悟 高田漣 坂田明 シバ
配給 アルタミラピクチャーズ
制作国 日本(2003)
上映時間 65分

(C)2003 アルタミラピクチャーズ

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最終更新日:2016-02-12 15:44:43

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