総長の首 作品情報
そうちょうのくび
昭和10年代の浅草を舞台に男たちの群像を描く
昭和初期の浅草は、まだ関東大震災の爪痕をそこここに残し、失業者や酔漢、春を売る女たちが街に溢れ、歓楽の華やかさの中にも、侘しさが漂う街だった。チンピラやくざの集まり、血桜団々員新堂卓は震災の時声を失った唖のストリート・ガール木内朝子のヒモをしていたが、貸衣裳屋をしている井関小夜子が好きだった。当時の浅草には全国に縄張を持つ関東侠友会と浅草を根拠地とする花森組が張り合っていたが、花森組長と侠友会幹部有田栄吉が兄弟盃を交していたため、どうにか双方の均衡が保もたれていたが…。
「総長の首」の解説
昭和10年代の浅草を舞台に、凄まじいヤクザ抗争の渦中で、死にもの狂いに動きまわる男たちの群像を描く。脚本は『白昼の死角』の神波史男と『日本の首領 完結篇』の中島貞夫の共同執筆、監督も同作の中島貞夫、撮影は『水戸黄門(1978)』の増田敏雄がそれぞれ担当している。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督・脚本:中島貞夫
脚本:神波史男 音楽:森田公一 出演:菅原文太 清水健太郎 ジョニー大倉 三浦洋一 小倉一郎 夏純子 マキノ佐代子 池玲子 森下愛子 松田暎子 |
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制作国 | 日本(1979) |
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