男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 作品情報
おとこはつらいよよぎりにむせぶとらじろう
シリーズ33作目は、北海道を舞台に寅次郎と理容師の娘とのふれあいを描く
盛岡から満男の中学入学祝が送られて来た。寅次郎からである。彼は、盛岡で昔の舎弟分・登にめぐり逢った。登は堅気になり世帯を持って小さな食堂の主になっていた。寅次郎は精一杯、自分を歓待しようとする登の手を振り切って北海道へ渡った。釧路で寅次郎はフーテンの風子こと木暮風子と知り合い、意気投合する。風子は理容師の免状を持っていて、床屋に勤めるのだがどこでも長続きしない。その夜、寅次郎と風子は、女房に逃げられたという福田栄作と相部屋になった縁で、彼の女房探しを手助けする羽目になる…。
「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」の解説
北海道を舞台に寅次郎と理容師の娘とのふれあいを描く同シリーズ第33作。脚本は『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』の山田洋次と同作の朝間義隆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督・原作・脚本:山田洋次
脚本:朝間義隆 音楽:山本直純 出演:渥美清 倍賞千恵子 中原理恵 下絛正巳 三崎千恵子 太宰久雄 佐藤蛾次郎 吉岡秀隆 前田吟 笠智衆 |
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制作国 | 日本(1984) |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-06-09
?寅次郎の分身の様な,子分の如きフーテンの風子演じる中原理恵との間の熱き想い・本気なパッション。裕次郎見たいな粋な役処の男の辛さ。ラストシーンの大団円へと向かう北の大地の出来事は本篇本来の喜劇の持ち味。着ぐるみ熊も大健闘で