県警対組織暴力 作品情報

けんけいたいそしきぼうりょく

悪徳刑事を通して地方誓察の腐敗、捜査刑事とやくざの癒着ぶりを描く

昭和32年。大原組内紛による倉島市のやくざ抗争は、反主流派・三宅組長の射殺と、大原組長の逮捕で一応終止符を打った。三宅派の友安政市が組を解散後市会議員となってから市政の腐敗が目立ち、友安の可愛がる大阪の流れ者・川手勝美が組を結成して以来、大原組の留守を預る若衆頭・広谷賢次との小競合が頻繁に起こるようになった。昭和38年。倉島署、捜査二課の部長刑事・久能徳松は、暴力班のベテラン刑事として腕をふるっていたが、現在の警察機構ではどんなに実績をあげても、昇進試験にパスしない限り、警部補にはなれない。彼の10年先輩の吉浦部長刑事がそのいい見本であった。

「県警対組織暴力」の解説

広島抗争事件を背景に1人の悪徳刑事を通して地方誓察の腐敗、捜査刑事とやくざの癒着ぶりを描く。脚本は『あゝ決戦航空隊』の笠原和夫、監督は『仁義の墓場』の深作欣二、撮影は『まむしと青大将』の赤塚滋がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督深作欣二
出演菅原文太 梅宮辰夫 佐野浅夫 山城新伍 汐路章 林彰太郎 有川正治 森源太郎 藤岡重慶 北村英三
配給 東映
制作国 日本(1975)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-06-12

実録ヤクザものの系譜には違いないが、警察の癒着体質を浮き彫りにした原作者飯干晃一の視点が素晴らしい。と同時にその原作を映像化する深作監督の正に水を得た魚の如く冴え渡る演出は、文句の付けようがない!悪役(?)梅宮の憎ったらしさや川谷のチンピラぶり、そして文太の頑固一徹な刑事哲学!見事なアンサンブルをもって結末へ突き進む!どしゃ降りの雨!咽び鳴くサックス!天を仰ぐ文太!ああ無情!

最終更新日:2020-10-21 17:56:37

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