浮草 作品情報

うきくさ

小津安二郎監督による、ドサ廻り一座の浮草稼業ぶりを描いたドラマ

志摩半島の西南端にある小さな港町。そこの相生座に何年ぶりかで嵐駒十郎一座がかかった。座長の駒十郎を筆頭に、すみ子、加代、吉之助など総勢15人、知多半島一帯を廻って来た一座だ。駒十郎とすみ子の仲は一座の誰もが知っていた。だがこの土地には、駒十郎が30代の頃に子供まで生ませたお芳が移り住んで、駒十郎を待っていた。その子・清は郵便局に勤めていた。お芳は清に、駒十郎は伯父だと言い聞かせていた。駒十郎は、清を相手に釣に出たり、将棋をさしたりした…。すみ子が感づいた。妹分の加代をそそのかして清を誘惑させ、せめてもの腹いせにしようとした。

「浮草」の解説

『お早よう』のコンビ野田高梧と小津安二郎の共同脚本を小津安二郎が監督したもので、ドサ廻り一座の浮草稼業ぶりを描いたもの。撮影は『鍵(1959)』の宮川一夫が担当した。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督・脚本小津安二郎
出演中村鴈治郎 京マチ子 若尾文子 浦辺粂子 三井弘次 潮万太郎 伊達正 島津雅彦 田中春男 中田勉
制作国 日本(1959)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-01-09

映画「お早う」のコミカルなタッチから始まって,大メロドラマに転調して行く大衆演劇の浮草稼業を哀愁を持って描く,フェデリコ・フェリーニ監督作品の映画「道」や「道化師」等とも共通する要素が強いかも

最終更新日:2020-10-21 17:56:37

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