花と竜 青雲篇 愛憎篇 怒濤篇 作品情報
はなとりゅうせいうんへんあいぞうへんどとうへん
渡哲也主演の同名小説、5度目の映画化
青雲の志に燃える無頼の青年・玉井金五郎は、恋女房のマンと一人息子の勝則を連れて、若松の港のゴンゾの親方・永田杢次のもとに身を寄せた。2人は真黒になって働いた。そんなある日、幼い勝則が筏で流された。それを救ったのは、支那大陸の流れ者、銀五だった。駈けつけて来たマンを見て銀五は身ぶるいした。感謝の気持を表わすマンに死んだお袋のおもかげを見たのである。それからの生涯、銀五はマンを心ひそかにあこがれつづけていった。
「花と竜 青雲篇 愛憎篇 怒濤篇」の解説
かつて6度映画化された火野葦平原作・同名小説の5度目の映画化で、初めての完全映画化である。若松の港を舞台に、一介のゴンゾ(沖仲仕)から一家をなした玉井金五郎と妻マンとの夫婦愛と、ゴンゾ同志の激しい抗争を描く。脚本は『人生劇場 青春・愛欲・残侠篇』の三村晴彦、野村芳太郎、監督は脚本も執筆している加藤泰、撮影は『快感旅行』の丸山恵司がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:加藤泰
出演:渡哲也 香山美子 竹脇無我 田宮二郎 石坂浩二 倍賞美津子 任田順好 太地喜和子 |
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制作国 | 日本(1973) |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-03-06
渡哲也が若いんだね。太地喜和子の姿やベテランの笠智衆が酒場で働いてるのも近年では珍しくてねぇ。??