群青の夜の羽毛布 作品情報

ぐんじょうのよるのはねもうふ

心の痛みをさらけだす。山本文緒原作の癒しと再生の物語

鉄男はスーパーでアルバイトをしている大学生。毎日昼間に買い物に来る年上の女性に憧れていた。ある日、鉄男は思い切って声をかけ、その女性・さとるとのデートにこぎつける。さとるは坂の上の家に住み家事手伝いをしているが病的に繊細で知らない人前には出れなかった。さとるの母は教師で厳しく、二十才をとうに過ぎた彼女に門限まで強いている。さとるは鉄男がいれば心の不安も克服できると思い、精神的に鉄男に頼っていく。やがて母親の干渉は鉄男にまで及び、さとるを追い詰めていく…。

「群青の夜の羽毛布」の解説

直木賞作家・山本文緒の同名の小説の映画化。心が“ちくん”と痛むような映画が完成した。ゆがんだ家族関係の中で翻弄される主人公の複雑なキャラクターの女性を、本上まなみが映画初主演ながら熱演しており、女優としても新境地を開いたようだ。

この女性を慕う年下の大学生を『ウォーターボーイズ』で一躍人気者になった玉木宏が好演。剃刀のように触れると怪我しそうな母親をベテランの藤真利子が扮し、作品に深みを出している。監督は前作『がんばっていきまっしょい』が好評な磯村一路監督。等身大の女性の心の痛みを、リアルに描き出している。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年10月5日
キャスト 監督磯村一路
原作山本文緒
出演本上まなみ 玉木宏 野波麻帆 藤真利子 小日向文世
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
制作国 日本(2001)
上映時間 111分

(C)群青の夜の羽毛布製作委員会

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-18

この映画を観た。これは深くて、暗い作品だ。ゆがんだ家族関係のなかで人間とは何かを深く追求している。だが現実に家族というものはゆがんだものが多いものだ。誰もがその苦しみのなかで生きている。だからその苦しみをできるかぎり理解しようとすることが大切なのだ。本上まなみさんは美しすぎる。とてもいいオンナだと思う。大好きだ。

最終更新日:2020-06-23 16:00:13

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