鏡の女たち 作品情報

かがみのおんなたち

広島に原爆が落とされた日から現代へ。三世代にわたる女たちの自分探しの旅が始まる

東京の郊外、瀟洒な一軒家に孫娘の夏来と共に暮す川瀬愛は、その日1本の電話をもらい役所へ出向く。24年前に産まれたばかりの赤ん坊を置き去りにして失踪した自分の娘・美和が見つかったかもしれない、というのだ。置き去りにされた赤ん坊が夏来で、愛はこの日以来、孫の夏来を育ててきた。娘の美和かもしれないといって紹介された女性の名は尾上正子といい、彼女は記憶喪失者で過去の事はほとんど覚えていなかった。正子と名乗る女性は自分の娘・美和なのか? 夏来にとっては母なのか? 私はいったい誰なのか…? 3人は、愛が美和を生んだ土地・広島へ向かい、そこから3人夫々の心の旅が始まる…。

「鏡の女たち」の解説

本作は、吉田喜重監督の実に14年ぶりの作品となる。広島に原爆が落とされた日から、傷つき苦悩してきた主人公・愛の半生と、尾上正子の正体がときにサスペンスチックに描かれる。女三世代を岡田茉莉子、田中好子、一色紗英が確かな演技力で演じ、見終わったとは重厚な小説を読み終えたような充実感がある。作品の中で、「鏡」というのが1つのキーワードであり、見終わってみるとこの少々日本語的に不思議なタイトルにも納得がいく。

岡田茉莉子にとっては、今年は女優生活50周年にあたるそうで、夫である吉田監督作品には30年ぶりの出演だという。この作品はそういう意味でも監督にとっても岡田茉莉子にとっても集大成ともいえる作品といえるだろう。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2003年4月5日
キャスト 監督吉田喜重
出演岡田茉莉子 田中好子 一色紗英 室田日出男
配給 グルーヴコーポレーション
制作国 日本(2002)
上映時間 129分

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最終更新日:2016-02-12 15:39:57

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