笑う蛙 作品情報

わらうかえる

直木賞作家・藤田宜永の恋愛小説を映画化。シニカルなユーモアがあふれる人間ドラマ

かつては銀行の支店長を務めていた倉沢逸平(長塚京三)は、顧客の金を使い込み今は警察に追われる身。妻の涼子(大塚寧々)は失踪した夫を待つでもなく、実家の別荘で暮らしていた。そうとは知らない逸平は、ある日身を隠すためにこの別荘へやってくる。離婚届に判を押すことを条件に、逸平はしばらくここで匿われることに。こうして、逸平の納戸での1週間が始まった。別荘には涼子の新しい恋人・吉住や、逸平の行方を追う刑事、涼子の母が次から次へとやってくる…。

「笑う蛙」の解説

物語が良くても役者が物足りなかったり、役者が良くても物語が面白くなかったりと、なかなか両方を兼ねた映画に出会うのは難しい。が、『笑う蛙』では、痛快でシニカルで、笑えない状況なのに思わず笑ってしまうリアリティが、役者と物語の両方に感じられる秀作だ。妻・大塚寧々の起伏のない表情とか、夫・長塚京三の不器用そうな動きが、壊れてしまった夫婦関係のギクシャク感のなかで匿い匿われる危うさを引き立てる。

そんな中で次第に変化してくる涼子と逸平の感情は、奇妙にも艶っぽい。登場人物たちはみんな自分のことばかり。大の大人がガン首並べてエゴを押し付けあう滑稽さに、蛙でなくともついついノドを鳴らして笑ってしまうのだ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年7月6日
キャスト 監督平山秀幸
原作藤田宜永
出演長塚京三 大塚寧々 ミッキー・カーチス 國村隼 きたろう 雪村いづみ 南果歩
配給 オフィス・シロウズ/メディアボックス
制作国 日本(2002)

(C)2001「笑う蛙」パートナーズ

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最終更新日:2019-11-14 09:28:17

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