マジェスティック 作品情報
まじぇすてぃっく
『ショーシャンクの空に』のフランク・ダラボン監督が描く“勇気”をくれる自分捜しの物語
1951年のアメリカはハリウッド。新進脚本家のピーター・アプルトン(ジム・キャリー)は、新作がチャイニーズ・シアターで上映され前途洋々だった。しかしある雨の日、運転していた車が川に転落。見知らぬ海岸に打ち寄せられた彼を助けてくれた老人によって、西海岸の田舎町ローソンに足を踏み入れる。その瞬間、町の人々から熱烈な歓迎を受ける。住民誰もが彼を知っていて、父親だと名乗る老人や美しい恋人までいたのだ。しかし、彼は自分が誰なのかまったく分からず、記憶をなくしていたのだった…。
「マジェスティック」の解説
『マン・オン・ザ・ムーン』『トゥルーマン・ショー』で2度のゴールデン・グローブ賞に輝くジム・キャリーがコメディではなく久々のシリアスな演技に挑戦した感動のヒューマンドラマ。監督は“大好きな映画ベストテン”をやれば必ずその名前が上がるという、アカデミー賞7部門を受賞した名作『ショーシャンクの空に』でデビューしたフランク・ダラボン。
前作『グリーンマイル』では、不思議なパワーを持つ心優しい死刑囚と看守の交流を描き、アカデミー賞4部門にノミネートされた。そして本作では、知らず知らずのうちに涙が頬をつたっているという静かな感動を与えてくれる自分捜しの物語。映画の持つテーマは“人は互いに影響し合って成長する”“誠実であることの素晴らしさ”。きっと見る人の心に希望を与えてくれるだろう。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2002年6月22日 |
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キャスト |
製作・監督:フランク・ダラボン
出演:ジム・キャリー マーティン・ランドー ローリー・ホールデン |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
制作国 | アメリカ(2001) |
上映時間 | 153分 |
(c)Warner Bros. Entertainment Inc.
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-04-02
そして本編、主演のジム・キャリーがラストシーンで大人に為った親友役で少し顔を出している名篇がジョン・アービング原作の映画〈サイモン・バーチ〉だった…。此方は信仰心を巡るテーマも有ったけど、美しい母役のアシュレイ・ジャッドの優しさも一際際立っていたー。物語の展開上、彼女の出番は前半の一部しか無いけれども!皆のヒーローに期せずして為って仕舞うサイモン・バーチの短い生涯の感動作?