折り梅 作品情報

おりうめ

義母との愛と戦いの日々を描いた感動の実話!

たった1人で暮らす義理の母を思いやり、自分の家族との同居を希望した妻・巴(原田美枝子)。しかし、パートタイムをする自分の変わりに家事をしてくれると思っていた義母・政子(吉行和子)が、突然、アルツハイマーになってしまう。今まで優しかった義母が急に変貌し、自分に悪態をつき、しまいには家の中を荒らす始末。巴は義母との関係、家族との関係に苦しみながら、やがてある結論を出すのだった...。

「折り梅」の解説

アメリカ人の夫とアルツハイマーに冒された妻との深い愛を描いた作品『ユキエ』の松井久子監督が、豊明市の上映会で、この映画の原作「忘れても、しあわせ」の著者、小菅もと子さんと義母のマサ子さんに出会い、作品に感銘を受けた監督と豊明市や多くの一般市民の力によって映画化された。まさに『ユキエ』から生まれた作品『折り梅』は、もと子さんとマサ子さんが2人で力を合わせ、アルツハイマー病に立ち向かっていく姿を描いた魂の物語。これは決して痴呆症や介護の映画ではなく、あくまでも第ニの人生や生きる意味について、そして家族の絆について綴ったヒューマンドラマなのだ。

たしかに中盤は嫁と姑の激しいぶつかり合いが多く、嫁の苦悩がクローズアップされているが、次第に嫁と義母の関係が逆転し、嫁が母で、義母が子というような関係に変貌していくところから涙が止まらなくなる。優しい義母から痴呆が悪化していくにつれ、子供のようにわがままになっていく政子を演じた吉行和子の底知れぬ演技力には圧巻。そしてそんな義母に対して、憎しみを抱きながら必死に感情を押さえて接する巴扮する原田美枝子のナチュラルな演技。素晴らしい実話と俳優、そして何よりもこの物語に共感し、ボランティアとして手伝った多くの一般の人々の力に支えられた本作は言い知れない感動をもたらす作品に仕上がっている。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年3月16日
キャスト 監督・製作松井久子
原作小菅もと子
出演原田美枝子 吉行和子 トミーズ雅
配給 パンドラ、シネマ・ワーク
制作国 日本(2001)

(C)ESSEN COMMUNICATIONS INC.

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最終更新日:2016-02-12 15:39:24

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