P.N.「PineWood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-04-25
韓流映画<お嬢さん>を見ていたら鈴木清順監督の色彩美の耽美的な画面を思い出した。例えば清順版<夢二>には、着物姿の美人画を描くシーンがあるがその艶姿のチラリズム。芸者衆が侍る絵巻世界ー。どんたく社と言う竹久夢二の創作人形から飛び出した様なキャラ等。日常の夢二の生真面目な姿と大正ロマンのデカダンスとの対比…。ラストシーンは淡谷のり子の宵待ち草の唄にのせて夢二の赤い振り袖姿の日本画が次第に小さく成りつつモノクロームに変容♪