実験映画 作品情報
じっけんえいが
ある日、男に舞い込んだ映画撮影依頼。制約は、一人の女を7日間とり続けるということだけ。この実験映画は、男と女の関係をも映し出す。
ヴェネチア映画祭でも正式上映された「白痴」が話題となった手塚眞が、前衛的なヴィジュアリストとしてライフワークにしている実験的短編映像として、新たな1本を作り上げた。その名も「実験映画」。
「実験映画」の解説
ある日、男のもとに、映画撮影の仕事が依頼される。条件は、一人の女の子を廃屋で7日間撮り続けることだけ。緊張感に満ちた空気の中で、二人の7日間が始まった。時間の経過とともに、それぞれの気持ちが変化していく。最初は、警戒しているが、少し打ち解け、ある期待が生まれる。そして、拒絶、新たな和解。言葉少なではあるが、そこには男と女の心理的な変化が映像として写し取られる。それを確認するのは、映画を見た観客だ。
実際、映画自体も7日間で撮影され、永瀬正敏自身が撮影したフィルムも使用するなど、映画撮影の新しいあり方を提示している。主演は、永瀬正敏と、「白痴」で映画デビューした橋本麗香。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:手塚眞
出演:永瀬正敏 橋本麗香 |
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配給 | メディアファクトリー |
制作国 | 日本(1999) |
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