今週の動員ランキングは、『千と千尋の神隠し』(東宝)が、2週連続の首位に輝いた。以下も、2位『もののけ姫』(東宝)、3位『風の谷のナウシカ』(東宝)と、先週同様ジブリ再上映作品がTOP3を独占した。
先週4位でスタートを切った『ランボー ラスト・ブラッド』(ギャガ)は、その順位をキープ。3週目を迎えた『ドクター・ドリトル』(東宝東和)も先週に引き続き5位をキープしており、1位から5位までは先週と全く同じ結果となっている。
6位には、長澤まさみが息子に異常な執着をみせるシングルマザーを演じ話題となっている『MOTHER マザー』(スターサンズ/KADOKAWA)が初登場。共演はオーディションで抜擢された奥平大兼、阿部サダヲほか。監督は「日日是好日」「タロウのバカ」の大森立嗣が務めている。
既存作品では、先週6位でスタートした『ソニック・ザ・ムービー』(東和ピクチャーズ)が7位とワンランクダウン。先週9位でスタートした『ゲド戦記』(東宝)は8位でワンランクアップ。公開から4週目を迎えた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(ソニー)は9位、3週目を迎えた『水曜日が消えた』(日活)は10位と順位を落としている。
新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(ロングライド)は、惜しくも11位のスタート。御年84歳を迎えてもなお精力的に新作を発表し続ける巨匠ウディ・アレン監督の最新作は、「君の名前で僕を呼んで」でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ほか数々の賞にノミネートされ一躍スターダムにのし上がったティモシー・シャラメ、大作からインディペンデント作品まで引っ張りだこのエル・ファニング、世界の歌姫セレーナ・ゴメスら、人気若手俳優を起用したロマンティック・コメディ。