多彩な作品が公開され好成績を収める中、ゴールデン・ウィーク中盤にあたった5月初めの週末動員ランキングは、『シンデレラ』(ディズニー)が2週連続で首位を獲得。土日2日間で、動員38万6129人、興収5億1195万7900円をあげ、6日までの累計成績では、早くも累計動員230万人、累計興収29億円を突破した。
2位の『名探偵コナン 業火の向日葵』(東宝)も依然好調で、累計動員282万人、累計興収35億円を突破した。
学習塾の塾長を務める坪田信貴が著したベストセラーを、有村架純主演で映画化した『映画 ビリギャル』(東宝)は4位に初登場。全国285スクリーンで公開され、土日2日間で動員22万4845人、興収2億8511万3000円をあげた。学年ビリの女子高生が偏差値を40上げ、現役で慶応義塾大学に合格した奇跡の実話を綴った青春ドラマ。共演は伊藤淳史、野村周平、安田顕、吉田羊、田中哲司。
ウィル・スミスが天才詐欺師に扮する最新作『フォーカス』(ワーナー)は、全国234スクリーンで公開され9位にランクイン。土日2日間で動員5万9465人、興収8105万1800円をあげた。相手の視線を巧みに操る超一流の詐欺師ニッキーと、新米女詐欺師ジェニスが繰り広げる華麗な騙しのテクニックと、恋の駆け引きの行方がスリリングに描かれる。ヒロイン・ジェニスを、「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」の新星マーゴット・ロビーが演じる。
全国36スクリーンで公開された『コードギアス 亡国のアキト/第3章 輝くもの天より堕つ』(ショウゲート)は10位に初登場。SFアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」と世界を同じくするスピンオフ作品。
惜しくもTOP10入りを逃したものの、12位に『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』(松竹)が続いている。