『のぼうの城』(東宝/アスミック・エース)が初登場首位を獲得。和田竜のベストセラー小説を犬童一心監督と樋口真嗣監督が映画化。領民から‘のぼう様’と慕われる忍城の総大将・成田長親が、天下統一を目指す豊臣秀吉方2万人の大軍に対し、たった500人の兵で抗戦した姿を描き、野村萬斎、佐藤浩市、成宮寛貴、榮倉奈々らが出演する。11月2日(金)から全国328スクリーンで公開され、オープニング3日間成績は動員40万9352人、興収5億0490万1150円。40代から50代を中心に、原作ファンやキャストファンだけに留まらず幅広い客層を集客し、興収40億円を目指すヒットスタートをきった。
2位は『北のカナリアたち』(東映)。「告白」の著者・湊かなえの「往復書簡」を原案に、吉永小百合主演で描くサスペンス巨編。教師と生徒たちが封印してきたある出来事が、20年の空白を経て明らかになっていく物語で、森山未來、満島ひかり、宮﨑あおい、勝地涼、松田龍平、小池栄子らが共演する。全国330スクリーンで公開され、土日2日間で動員16万4924人、興収1億8039万1800円をあげ、吉永小百合ファンと見られる50代、60代を中心に集客した。4位は『黄金を抱いて翔べ』(松竹)。大阪の街を舞台に繰り広げられる金塊強奪計画を描いた井筒和幸監督最新作。大胆不敵な計画を実行する6人の男たちを妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、東方神起のチャンミン、西田敏行が演じる。全国191スクリーンで公開され、土日2日間で動員7万5120人、興収1億0098万4200円をあげた。
5位は『リンカーン/秘密の書』(FOX)。鬼才ティム・バートンが製作をつとめ、「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフがメガホンをとった3Dアクション。第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが、ヴァンパイア・ハンターとして暗躍するという奇想天外な物語。11月1日(木)から全国405スクリーンで公開され、土日2日間成績は動員6万6343人、興収9939万0800円、オープニング4日間成績は動員12万3059人、興収1億7001万1300円となった。6位は『パラノーマル・アクティビティ4』(パラマウント)。超低予算ながら世界中で大ヒットしたホラーシリーズ「パラノーマル・アクティビティ」の第4弾で、これまでに起きた衝撃の超常現象の真相が明かされる。11月1日(木)から全国156スクリーンで公開され、土日2日間成績は動員4万8553人、興収6065万5700円、オープニング4日間成績は動員7万7317人、興収9187万0300円となった。