新作4作品がランクインし、『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 -アニマル アドベンチャー-』(東宝)が初登場首位を獲得。絶滅したはずの動物たちが暮らす最後の楽園を舞台に、ドラえもんと仲間たちが大冒険を展開するシリーズ第7弾。全国359スクリーンで公開され、土日成績は動員48万5465人、興収5億5261万6950円。2011年3月に公開され興収24.6億円をあげた前作「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 -はばたけ 天使たち-」との興収対比は123.7%となり、興収30億円突破に向け好スタートを切った。
2位は『ライアーゲーム -再生-』(東宝)。松田翔太以外のキャストをほぼ一新し、原作コミックの中でも人気のエピソード「イス取りゲーム」を映像化。シリーズファン、キャストファンなど、ティーンと20代を中心に幅広く集客し、全国318スクリーンの土日成績は動員24万2188人、興収3億1470万3400円となった。
3位は『ヒューゴの不思議な発明』(パラマウント)。亡き父が遺した機械人形の壮大な秘密を探る少年ヒューゴの冒険を描いた、マーティン・スコセッシ監督初の3D作品。3月1日(木・映画サービスデー)に全国455スクリーンで公開され、土日成績は動員11万7872人、興収1億7564万5500円。オープニング4日間成績は動員20万3028人、興収2億8096万6200円となり、3Dが興収の約65%を占めた。
また、スティーヴン・スピルバーグ監督作『戦火の馬』(ディズニー)は5位に初登場。戦争という悲劇に打ちのめされながらも希望を信じて生きていく人々の姿を、戦火を生き抜く一頭の美しい馬と少年との絆を通し描く。3月2日(金)から全国332スクリーンで公開され、土日成績は動員9万9200人、興収1億1403万6400円、オープニング3日間成績は動員13万4963人、興収1億5286万5500円となった。