日時:2月19日(土)
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7
登壇者:福本莉子、松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)、板垣瑞生、横田真悠、莉子、Yuki Saito監督
福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)がW主演を務める映画『君が落とした青空』が2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開がスタート!翌19日には都内で公開記念舞台挨拶が行われ、W主演の福本と松田をはじめ、共演の板垣瑞生、横田真悠、莉子、そしてYuki Saito監督が登壇した。
全国100館の劇場へ生中継された今回の舞台挨拶。福本は「映画を観て下さった皆さんを前にすると、どんなことを思ってくれているのか気になる。あとでエゴサして皆さんの感想を見ちゃおうかなあ!」と嬉しそう。松田も「支えてくれているファンや映画を観てくれた方々が沢山いると思うと感謝しかない」と念願の劇場公開の喜びを噛みしめていた。
撮影の思い出の話になると、映画初出演で初主演の松田は「一番大変だったと思うのは雨のシーン。あんな冬にあんな夜にあんな連続であんな冷たいアスファルトの上に(福本と)二人で寝転がって…」と映画撮影の厳しい洗礼を浴びた様子。一方、Yuki Saito監督は当該シーンでの福本について「撮り直しのテイク2の時に、体の震えをすべて止めて1分間も耐えてくれた」とその女優魂を絶賛すると、当の福本は「生きることを諦めました。あがくことをやめたら無になって涙がツーっと。死んでいました」と悟りの境地で挑んだという。それに松田は「え?僕の目の前に生きることを諦めた人がいたって事?」と笑いながら現場を振り返った。
また本作で描かれたシーンについて“アリかナシか”で答える企画を実施。「朝食でカレー。アリかナシか?」には全員が「アリ!」、「毎月1日の映画デート。アリかナシか?」にも全員が「アリ!」と返答。映画デートについて板垣は「決めごとやルールを作るのは素敵。それがあった方がカップルとして長続きしそう」と賛成で、福本も「毎月あるというのがいい。絶対にあると思うとそれに向かって頑張れるから」と憧れた。2問連続全員「アリ!」のシンクロに、Yuki Saito監督は「撮影現場同様に、ここまで一致団結するのも珍しい!」とキャスト陣の仲の良さに嬉しそうだった。しかし、最終質問の「フラれた直後に相手からの“誕生日おめでとう”。アリかナシか?」では男性陣のみ「アリ!」と意見が割れた。男性陣の松田と板垣は「むしろ言われたら嬉しいでしょ?」と肯定派だが、女性陣は「思わせぶりかな?終わるなら終わりたいというのがこちら側にはある」(莉子)、「思わせぶり!え?どっち?と戸惑う」(横田)、「なんだろう?はっきりしないなと思う」(福本)と反対派。そんな具体的な反論に、松田と板垣は「…すいません」と声を合わせて謝罪し会場が笑いに包まれた。
そんな男性陣は、この舞台挨拶をさらに盛り上げるべく、劇中の胸キュン必至のセリフを実演することに。板垣は「好きなんだよ…お前のことが」、そして松田は「…大好きだよ」と、それぞれ演じた役柄になりきりセリフを披露。これに「素晴らしい!エコー演出がいい感じだった」(福本)、「汗をかきながら頑張ってくれて素晴らしかった」(横田)、「ストレートで良かった」(莉子)と女性陣が絶賛。だが当事者である松田は汗をぬぐいながら「緊張した!こっちを見ないで!」と大テレで、板垣も「まさかのエコーに驚いて甘噛みした。泣きたい」と赤面していた。
最後にYuki Saito監督は「この5人は将来の日本映画界を背負う逸材です。まさにNEXTアクターアベンジャーズの5人!」とキャスト陣の飛躍に期待。松田は「役者としてもTravis Japanとしても大きく羽ばたきたい」と意気込み「いつかこの映画を一人で観に行くつもり。僕の隣に座った時はそっとしておいてください」と予告して笑顔。福本は「私にとってこの作品は10代最後の大きな仕事。W主演としてプレッシャーもありましたが、スタッフ・キャストの皆さんの支えがあって完成しました。感謝の気持ちでいっぱいです」と感激の言葉でイベントを締めくくった。