全世界で 20 億冊以上出版され、「世界一売れた作家」として知られ、“ミステリーの女王”の異名を持つ作家アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超越した人気シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する 1937 年に発表された「ナイルに死す」。この傑作ミステリーを前作『オリエント急行殺人事件』(17)に続き、ケネス・ブラナー監督が映画化する『ナイル殺人事件』が 2 月 25 日(金)に公開となる。この度、謎解きクリエイター 松丸亮吾がナイル殺人事件の謎解きのコツを解説する特別映像が解禁となった。
解禁された映像には、名探偵ポアロに扮した松丸亮吾の姿が映し出される。フォーマルなスーツを着こなし、特徴的な口ひげを蓄えた松丸の姿は、世界的な名探偵ポアロそのもの。そんな松丸の表情はいつになく険しい。それもそのはず、「私に解けない謎はない。そう思ってたが、この度とてつもない謎に出会ってしまった」と語り、なんと松丸を手こずらせる“謎”に出会ったことを明かす。ナイル川を往くゴージャスな船旅で起こる、美しき大富豪の娘の死。幸せな新婚旅行中に何故悲劇は起きたのか?リネットを含む関係者 12 名にも及ぶ容疑者と、それぞれの動機。そして愛憎と嫉妬、欲望が複雑に絡み合う感情のパズル…。日本の名探偵をして、“難解”と言わしめた本作のミステリーに注目せずにはいられない特別映像となっている。
映像内でポアロのトレードマークである大きな口髭をつけた松丸は、名探偵になり切ったことについて「思ったより髭ってもじゃもじゃしますね。(笑)考え事をするときに触っちゃう癖とか、探偵のスイッチが入るのが分かる気がして、ポアロに親近感が沸きました」とポアロの気持ちに寄り添えたことを明かしつつ、「ポアロの、正義感や、相手を説得しようとする話し方を意識してみました」と話し方にもこだわったことを語る。さらに、「僕は、謎解きを作るときに“答えを聞いたときに納得できる”、“これ気づけたな”というのを一番大事にしていて、そういうところは、ミステリーも通じるかもしれないです。答えを聞いたときに意外性があって、でもちゃんと納得できるフリがあるというのを謎解きでもこだわっています。」と自身の“謎解き”づくりのこだわりとミステリー作品との共通点を教えてくれた。
ナイル川を往く豪華客船内で起こる殺人事件、そして次第に浮き彫りとなるそれぞれの思惑と複雑に絡み合う人間関係…。ドラマチックな豪華ミステリー・クルーズに、今世界が注目をしている。
映画『ナイル殺人事件』特別動画【日本のポアロ・松丸亮吾さんが謎解きのコツを解説】2月25日(金)映画館で公開
https://youtu.be/4oXNaO-zOLM