芥川賞作家・田辺聖子の代表作『ジョゼと虎と魚たち』(角川文庫刊)。2003年に妻夫木聡、池脇千鶴主演で実写映画化され、高評価を得て話題を集めました。さらに海外でも注目を集める本作は、時代が変わっても色褪せることなく愛され続けている。そんな名作として今も根強い人気を誇る『ジョゼと虎と魚たち』が、この度、2020年に劇場アニメ化が決定!監督は『おおかみこどもの雨と雪』助監督や、『ノラガミ』シリーズの監督を務めたタムラコータローが満を持してアニメ映画初監督を務める。『ストロボ・エッジ』の桑村さや香が脚本を、『妖狐×僕SS』『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子がキャラクターデザインを手掛け、そしてアニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など数々の人気作を手掛けるボンズが担当する。現在の映像シーンをリードするクリエイター陣によって紡がれる“新たなジョゼ”。 本予告映像が遂に解禁!主題歌に続き、Eveによる挿入歌「心海」も今回初披露となり、ゲスト声優としてお笑いコンビ“見取り図”が参加していることも発表となった!
留学する夢のためにアルバイトに勤しむ大学生・恒夫には、テレビドラマ「家政婦のミタ」(11/NTV)で注目を集め、以後、NHK大河ドラマ「真田丸」(16)をはじめ数々の映画・ドラマに出演する中川大志。可愛らしい見た目とは裏腹に口が悪い、車椅子のヒロイン・ジョゼにはNHK連続テレビ小説「あさが来た」(15~16)で女優デビューを果たし、その魅力と演技力で一躍脚光を浴びた清原果耶。更に彼らを取り巻く主要キャラクターには、宮本侑芽、興津和幸、Lynnなど豪華声優陣が参加していることが分かった!更に、本作の主題歌はEveの「蒼のワルツ」に決定。アジアを代表する国際映画祭である釜山国際映画祭のクロージング作品にも選出された本作は、12月25日(金)に公開となる。
今回解禁となった本予告は、ジョゼから投げかけられる無理難題に振り回される恒夫のコミカルな姿が笑いを誘う一方で、「あいつ、一人ぼっちなんだよ」という恒夫のセリフから、わがまま放題なジョゼが心に抱える孤独や寂しさも感じられる。【夢は夢、現実は現実】、【願いが叶うなんて迷信】という言葉にふさぎ込んでしまいそうなジョゼに「自分で確かめたいんだろ?」と声をかけ、ジョゼと共に様々な場所に出かける恒夫。今回初披露となったEveによる挿入歌「心海」と共に、泣いたりふてくされたり必死になったりと幾つもの表情を見せるジョゼが、最後に見せる満開の笑顔は2人の明るい未来を暗示しているのか、それとも…?2人の物語の結末が益々気になる映像となっている!そして、本作のゲスト声優としてお笑いコンビ「見取り図」が参加していることも発表となった‼
盛山晋太郎(見取り図)は恒夫がバイトしているダイビングショップの西田店長として、リリー(見取り図)は駅員として参加。本作への参加について盛山は「よく声が特徴的だねと言われてたので、このお話が来た時はすごく嬉しかったです」、リリーは「声優はやってみたい仕事の1つだったので、ひとつの夢が叶いとても嬉しいです!」とコメント。自身のキャリア初となるアニメーションのアフレコで彼らがどのように演技を見せているのか注目だ。
『ジョゼと虎と魚たち』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=sw07I2OH4Ho