全人類が待ち望んだ映画を超えた史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。1977 年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから 42 年。永きに渡り紡がれてきた伝説と呼べる唯一の映画の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が昨年 12 月 20 日(金)より全世界で順次公開され、日本では1 月 27 日(月)までの興行で興行収入 67 億 7966 万円、動員452 万 3176 人を突破する大ヒットを記録している。本作はシリーズ完結編の“泣けるスター・ウォーズ”と言われているが、涙なしでは見られない感動の吹替版本編シーンが解禁。シリーズ全作品に登場するドロイド C-3PO の全部の記憶が消去されそうになり、レイ、フィン、ポー・ダメロンら仲間たちとお別れする感動の名シーンとなっている。
解禁となったのは、ドロイド C-3PO の記憶の中から“シス語から訳された言葉”を取り出すシーンだ。この言葉はレイたちレジスタンスの作戦を遂行するため絶対に必要な言葉だったが、C-3PO がシス語を話すと、彼の今までの記憶が全て失われてしまうという悲しい残酷な条件があった。それを知った C-3PO はレイやフィンら仲間たちのことを見つめ「最後にメモリーに焼き付けているのです。友達の姿を…」と切ない表情を見せ、仲間たちのために自分を犠牲にする決意を固めるのだった。シリーズ全作品に出演している C-3PO はレジェンドキャラクターで、全部の記憶が消去されてしまうとルークやレイア、ハン・ソロ、R2-D2 らとの思い出も全て忘れてしまうことになる…。すでに鑑賞した「スター・ウォーズ」ファンからは、このシーンで描かれる C-3PO の決意に感動する人が続出。
SNS 上では「C-3PO のシーンは『新たなる希望』から観た世代にはジーンとくる演出でした」、「C-3PO の仲間を目に焼き付けるシーンはグッときて感動した」、「C-3PO が自分を犠牲にしたメモリーのシーンは号泣した」など、感動の声で溢れていた。記憶を思い出してしまう最後にもう一度だけ仲間との思い出を目に焼き付けたいと願う C-3PO の思いに、「スター・ウォーズ」史に残る号泣必死の感動の名シーンの一つであることは間違いないだろう。
さらに本作の鑑賞者から密かに人気を集める新しいクリーチャーの一人が、C-3PO の記憶を取り出すバブ・フリックだ。小さくて可愛らしい見た目だが、謎の“言語”を話すことが特徴的。そんなバブ・フリックを演じているのは、イギリス人女優・シャーリー・ヘンダーソンだ。『ハリー・ポッター』シリーズの嘆きのマートルや『ブリジット・ジョーンズ』シリーズなどで知られる彼女だが、実は本作で日本語を含めた20ヶ国語以上の台詞を自ら担当している。映像内にあるバブ・フリックの「ドロイド、メモリー、カラッポ、ナル」という日本語の台詞を披露。シャーリーは日本語が話せないがキャラクターに合ったカタコトの日本語を吹き替えており、英語の他にもロシア語、スペイン語、タイ語、ブラジルポルトガル語、ヒンディー語、カタルーニャ語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、チェコ語、ハンガリー語、ウクライナ語、ブルガリア語、スロバキア語、ルーマニア語、トルコ語、フランス語(カナダ系)などの台詞を担当した。SNS 上でも「スター・ウォーズ」ファンから「バブ・フリックの声がめちゃくちゃツボでバブオタク化している…」、「バブ・フリック可愛すぎてやばい」、「バブ・フリックのうぉほ~いって声すごい真似したくなる(笑)トーキングおもちゃ欲しい!」など新キャラクターの中ではかなり人気が高くバブ・フリックにハマる人が続出しており、まだ見ていない人はスクリーンでぜひ目撃してほしい。
銀河を巻き込み、壮大なスケールで描かれてきたスカイウォーカー家の愛と喪失の物語。光と闇を受け継いたレイとカイロ・レン、世代を超えた“光と闇の戦い”の行き着く先は?スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末とは―。長きに渡り語り継がれてきた伝説の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は興行収入 100 億円に向けて全国大ヒット公開中だ。
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」本編クリップ「C-3POとバブ・フリック」(吹替)
http://youtu.be/Q6DXrgeLuWA