日時:8月8日(木)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇者:賀来賢人/江口洋介/佐藤二朗/亜生(ミキ)/門山葉子/大和田伸也/RIRI
世界最高峰の“キング・オブ・エンターテイメント”である「ライオン・キング」。圧巻の名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた“超実写版”映像による、映画の世界に入り込むような未知の映像体験となって8月9日(金)より日本公開!すべての人に“生きる意味”があると気づかせてくれる壮大な物語が、この夏、全人類の心をふるわせる──。
7月19日(金)<現地時間>全米で待望の公開を迎えオープニング3日間の興行収入1億8,500万ドル(約197億9,500万円)で初登場第1位を獲得し、“キング・オブ・エンターテイメント”に相応しい大ヒットスタートを切った注目の大作『ライオン・キング』。公開から2週目を迎えた全米では、2週連続NO.1に輝き、全世界興行収入も10億ドルを突破し、日本で大ヒット公開中の映画『アラジン』を超え、いま世界中が『ライオン・キング』に大熱狂している。日本での大ヒットも期待される中、8月9日(金)の公開を前に“プレミアム吹替版スペシャル上映会”が行われた。
上映前に行われたイベントは、日本版オフィシャルソング アーティストであるRIRIによる圧巻の「サークル・オブ・ライフ」でスタート。コンテンポラリーダンサーが舞台上から客席まで場内全体を使って“サークル・オブ・ライフ”を表現するダンスを披露し、会場内は真夏の東京から一気に『ライオン・キング』の世界に包まれた。RIRIによる歌唱が終わると続いて、シンバ役の賀来賢人、ナラ役の門山葉子が「愛を感じて」を初めてお客様の前でお披露目。アカデミー歌曲賞&ゴールデングローブ主題歌賞のW受賞を果たした名曲を繊細で美しく歌い上げ、場内からは割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
トークイベントにはパフォーマンスを終えた賀来賢人、門山葉子、RIRIの他、プレミアム吹替版キャストの江口洋介、佐藤二朗、亜生(ミキ)、大和田伸也が登場し、オリジナル版の公開から25年に渡って愛されている『ライオン・キング』の魅力と、アニメーションも実写も超えた“超実写版”の迫力について語った。
日本公開を翌日に控え、賀来は「作品のテーマである“サークル・オブ・ライフ”を感じ取って頂きたいですし、音楽、映像のスケールも見たことがないものになっています。オリジナル版の公開から25年経って、今は想いがストレートに伝わらないことが増えていますが、作品を観て葛藤や愛や親子の絆、友情など普遍的なメッセージを受け取ることができました。今こそ見ていただきたい作品になっています。字幕も吹き替えも違う良さがあるのでぜひご覧ください!」、王座を狙うスカーを演じた江口は「ディズニーの映画はスケールがすごい。羨ましく思いながら演じさせて頂きました。動物を通して、人間社会にあるような絆をテーマにした映画です」と、本作への想いを熱く語った。そして早くも名コンビと評判のプンバァ役の佐藤とティモン役の亜生はお互いの役について聞かれ「プンバァは思ったことが全部口に出てしまう、魂が綺麗なイボイノシシ。それを注意してやったよ❤️!かわいく言ってみたよ!」と佐藤が答えると、亜生が「かわいいから門山さんかと思ったら佐藤二朗さんでした」とすかさずツッコミ、会場の笑いを誘った。そして佐藤が「一説によるとお兄さんがプンバァ役を狙っていると…」と亜生の兄でありディズニーの大ファンである昴生について水を向けると「狙ってますね!」と素直に暴露。佐藤が「出来上がっちゃったからもう間に合わないね」と残念そうに答え会場は爆笑の渦に。劇中でのプンバァ&ティモンというコンビの掛け合いが楽しみなトークを披露した。オリジナル版から続投でムファサの吹替えを担当した大和田は「25年前ぶりですがより心を魂を込めて子供を、世界を思うムファサを演じました。 “サークル・オブ・ライフ”は命の環で、一つでも欠けたら世界が崩れるという壮大なテーマがある。命が軽んじられているように感じます今、なおさら命、そして“サークル・オブ・ライフ”を大事にして頂きたいというのがムファサからのお願いです」と、本作のテーマについて語り、門山は「ナラは優しくて芯が強い。プライドランドを思って国を飛び出したのは、思いやりや優しさからくるす勇敢な行動だと思います。それは、とても素敵ですし尊敬しながら演じました」と、女性ならではな視点で役作りについて明かした。先日の来日の際もジョン・ファヴロー監督から大絶賛されたRIRIは、『サークル・オブ・ライフ』に込める思いを「サバンナの壮大さと、地球にいる生命が一つ一つ輝く存在であって、支え合って生きるという“サークル・オブ・ライフ”のテーマと、愛の循環を音楽を通じてお届けしたいと思って歌っています」と語り、感動的な歌声の秘訣を明かした。
『サークル・オブ・ライフ』『愛を感じて』といった名曲揃いの『ライオン・キング』。音楽について佐藤が「(スカーの楽曲)『準備しておけ』が江口さんの悪の情感が溢れていてかっこいい!」と好きな曲を挙げると、大和田も「海外でミュージカル版も観たけれど、スカーの歌は迫力があって素晴らしかった」と太鼓判。そして本日が初めて一般の方の前で歌声を披露した賀来と門山の『愛を感じて』についても「二人のラブソングも最高でしたよ!」と絶賛。佐藤が「ハモれるっていいよね」と羨むものの、賀来から「プンバァとティモンもハモってますよね」とすかさず指摘されると亜生が「やる時はやるんですよ僕たち!」と乗っかり、プンバァ&ティモンというコンビにシンバが入ってトリオになるという、まさに『ライオン・キング』そのもののやりとりに、会場から大きな拍手が湧き起こった。
一流の演技力と歌唱力を兼ね備え、台詞だけではなく歌まで完全に吹替える「プレミアム吹替版」のキャストの賀来賢人、江口洋介、門山葉子と、圧巻の歌声でハリウッドが大絶賛したアーティストRIRIが集結し、かつてない究極のエンターテインメント体験となる映画『ライオン・キング』は8月9日(金)公開。