映画『見えない目撃者』が、2019年9月20日(金)より全国公開となる。交通事故によって自らの視力を失うとともに最愛の弟を亡くし、更には警察官の道までも絶たれた主人公の浜中なつめは、ある日、車の接触事故に遭遇、その事故現場で車の中から聞こえた女性の声から誘拐事件が起きていると考え、聴覚、触覚、嗅覚などで感じた手がかりを駆使し事件を追う。やがてそれは「女子高生連続殺人事件」に発展、猟奇殺人犯は真相に近づこうとする なつめの身にも迫っていく…。主演は吉岡里帆。悲しい過去を抱え葛藤しながらも、立ちはだかる障害や迫りくる危機に果敢に立ち向かう難役に挑み、俳優としての新境地を見せる。共演には高杉真宙。なつめの「人を救いたい」という熱意に感化され、彼女の“もう一つの目”となり事件に立ち向かっていく一人の少年を静かに熱演している。監督は森淳一。『Laundry』(02)で 長編映画デビュー後、『重力ピエロ』(09)や、昨年のドラマW『イアリー』など人間の内面を抉り取るようなサスペンスを得意とし、本作を強烈な戦慄を覚える究極のノンストップ・スリラーへと昇華させた。吉岡里帆演じるなつめの力強い覚悟が垣間見える、本ポスタービジュアルが到着した。
今回解禁となったのは、鋭い眼差しで力強く前を見据える、主人公・なつめ(吉岡里帆)の表情が印象的な本ポスタービジュアル。「絶対に、取りもどす。」というキャッチコピーは、凶悪な猟奇殺人犯に攫われた女子高生たちを必ず救い出すというなつめの強い覚悟を想起させる。ポスター下部に映し出されたのは、なつめの“目”となってともに事件解決に奔走する”もう一人の目撃者”春馬(高杉真宙)や、事件の鍵を握る定年退職した元刑事の平山(國村 隼)、強行犯係の刑事の吉野(大倉孝二)、同じくベテラン刑事の木村(田口トモロヲ)といった不可解な事件に翻弄される登場人物たちの姿。彼らの顔に浮かぶ苦悩や焦燥感が意味するものとは一体何なのか?たった1点のビジュアルでありながらも、それぞれの表情から事件の緊迫感がひしひしと伝わる気迫に満ちたポスターに仕上がっている。
また、ビジュアルから醸し出す風貌からも分かるように、これまでのたおやかなイメージを覆す役どころで、猟奇殺人犯に挑むなつめさながらに、女優としての新境地に挑んでいる吉岡。視力を失い、つらい過去を背負う元警察官という複雑な役をどのように演じているのか、劇中の活躍にますます期待が高まること間違いなし!