シリーズ全作が世界興行収入ランキングTOP10にランクインするという空前絶後の“奇跡”を成し遂げた世紀の大ヒットシリーズ「アベンジャーズ」が、この春ついに完結を迎える。あらゆる意味で常識を超えた規格外のアクション・バトル、予測不可能な展開に満ちた衝撃のストーリー、そしてロバート・ダウニー Jr.やスカーレット・ヨハンソンをはじめとする豪華キャストによる最後の競演と壮大な人間ドラマ――名実ともに今世紀最強のエンターテイメントとなった、マーベル・スタジオ最新作が日本、そして全世界を震撼させる。
そんな本作の公開に先駆けて、4月15日(月)韓国・ソウルのチャンチュンアリーナにてファンイベントが開催された。会場には、アベンジャーズの顔とも言える最新鋭のパワードスーツで戦うセレブヒーロー、アイアンマン役ロバート・ダウニー Jr.をはじめ、本作で日本のシーンに登場するとみられている冷静沈着な弓の名手ホークアイ役ジェレミー・レナー。アベンジャーズシリーズへ初参戦となる規格外のパワーを備えた不屈のヒーロー、キャプテン・マーベルを演じたオスカー女優ブリー・ラーソンの豪華キャストに加え、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のすべての作品のプロデュースを務め、マーベル・スタジオのプレジデントでもあるケヴィン・ファイギや、本作のメガホンをとったアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が肩を並べた。
会場となったチャンチュンアリーナには、世界中を魅了するNo.1映画シリーズならではの大掛かりなセットが組まれ、まさに壮大なクライマックスを迎える本作にふさわしい雰囲気が漂う。そこには、およそ4,000人ものファンが集結し、アジア各国から総勢150名にも及ぶメディアが詰めかけた。
「アベンジャーズ」シリーズ完結編である本作の公開を目前に控えたイベントとあって、始まる前からすでに異様な熱気に包まれる中、ついにステージ上にゲストたちが登場するとファンからは絶叫のような歓声が!長年アベンジャーズメンバーとして共演をしてきたロバート・ダウニー Jr.とジェレミー・レナーが仲の良い和気あいあいとした様子をみせれば、初参戦となるブリー・ラーソンはキュートな笑顔をファンへ振りまき、観客の視線を釘付け。ファンへ向けダウニー Jr.が「本当にすごいよ!ここに来られてとても嬉しいよ!」と興奮気味に挨拶をすると、さらなる大歓声が沸き起こった。会場の大きな盛り上がりにケヴィン・ファイギも「本当に素晴らしい、来れてうれしいよ!戻ってきたいと思っていたんだ」と喜びの挨拶。ブリーも「(会場の皆さんの)とてつもない愛を感じるわ」とファンの暖かい声援にこたえた。
質問コーナーでは、 “自分たちが真のチーム、アベンジャーズだと感じる場面はありましたか?”と問われたケヴィンは、「撮影をしているこのメンバーは、常に家族のような気持ちでいるよ。とくにダウニー Jr.がみんなを引っ張ってくれたんだ。彼がいるだけでアベンジャーズ気分が味わえたよ」と、ダウニー Jr.との11年間を感慨深げに振り返る。そんなダウニー Jr.は、“本作の公開日には何をする予定ですか?”という問いに対し、「変装をして、韓国の映画館を回る予定だよ!みんなのポップコーンをつまみたいと思っているんだ」とジョークを交え、会場の笑いを誘った。
また、この日は、会場にいるファンからのリクエストにこたえるというスペシャルコーナーもあり、レナーがこの日が誕生日だという女性を目の前で祝福したり、ブリーやダウニー Jr.が励ましの言葉を贈ったりなど、ファンにはたまらない演出の連続。その後には、本作のテーマ―カラーである紫色のサイリウムをファンが一斉に掲げ、ファンからの感謝のこもった熱いメッセージなど、ゲストへの逆サプライズ演出も。これにはゲストも大感激し、ブリーが思わず涙を浮かべる場面も。アンソニー・ルッソ監督も「本当に最高だよ!」と嬉しさをにじませるなど、ファンだけでなくゲストにとっても印象深いイベントになったようだ。
最後にダウニー Jr.はファンへ向けて「『アイアンマン』でジョン・ファヴローと初めて韓国に来た時に、このシリーズをずっと続けられるんじゃないかという実感を持てた!そう思わせてくれたのが韓国だったんだ!そのころ皆は、まだ若かったと思うんだけど、ここまで応援してくれた皆さんのことをとても誇りに思っているよ!本当にありがとう!」と熱いメッセージを送り、会場は地響きが起こるほど大きな盛り上がりを見せ、盛大なエンディングを迎えた。