フェリシティ・ジョーンズ主演最新作『ビリーブ 未来への大逆転』が絶賛公開中だ。86歳の今なお、現役の最高裁判事として活躍し、アメリカで最も尊敬される女性にランキングされ、正義と平等のために闘う存在として敬愛され続けているルース・ギンズバーグ。本作は、そんな彼女が若かり時代に挑んだ世紀の<男女平等裁判>を描いた物語。時は1970年代、アメリカ。女性は自らの職を選べず、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代。そして、男性もまた、人生において多くの選択肢を選べず専業主夫にはなれなかった。そんな時代に、一人の女性弁護士ルース・ギンズバーグの手で、アメリカを変え、ひいては世界をも変える第一歩となった、世紀の〈男女平等〉裁判が起こされたー。なぜ、彼女は法律の専門家たちに〈100%負ける〉と断言された訴訟に踏み切ったのか?そして、どうやって〈大逆転〉を成し遂げたのか?今、史上初の歴史的勝利に至るすべてが明かされる!本作で主題歌を担当したケシャによるオリジナルミュージックビデオが解禁となった。
本作で主題歌を担当するのは、世界的シンガー・ソングライターであるケシャ。2008年、デビュー・シングルが全米9週連続1位を獲得するも、2014年に訴訟にまで発展したドクター・ルークとの問題により音楽活動の休止を余儀なくされた時期を経て、2017年にリリースした最新アルバム『レインボー』で再び全米アルバム・チャート初登場1位を獲得するなど完全復活を果たした。彼女が本作のために描き下ろした主題歌「Here Comes The Change」は、映画の内容ともリンクする「さあ 変わる時が来る 私達の時代が来る」と力強く歌いあげる歌詞が印象的。劇中の映像とともに歌い上げられる歌詞のひとつひとつが、エモーショナルに胸をうつ仕上がりとなっている。
ケシャは、オファーをもらった時の心境を「自分はふさわしくないと思ったわ。作曲はとても個人的なプロセスで、大体は自分自身が体験したことからインスピレーションが来る。だから、誰か他の人の人生についての曲で、それもルース・ベイダー・ギンズバーグ判事っていうことで、ちょっとおじけづいてしまったの。」と語る。しかし、映画を観て多くのインスピレーションを受けた彼女は、「誰でも一つの小さい行動を起こすことによって、長く続く変化をもたらすことができるっていう私自身の信念を思い起こした。だから、生涯をかけてたゆむことなく、また速度を緩めることもなく平等のために闘ってきたギンズバーグ判事に敬意を表するために私ができることをやりたいと思ったし、私も声を上げたいと思ったの。」とこの主題歌にかける意気込みを明かしている。
曲作りには、音楽界のアイコン的存在であるボブ・ディランが公民権運動の時代やベトナム戦争の時代に書いた曲を参考にしたのだとか。「この曲の歌詞は、とても露骨だった。「外では激しい戦いが巻き起こっている/すぐに君の家の窓や壁もガタガタと音を立て始めるだろう/時代は変わりつつあるから」 という風にね。だから、私もディランのように、人が私の歌を聞いたら刺激を受けて、憎しみや対立に対して立ち上がって抗議するような曲を書きたいと思ったの。」と曲に込めた想いを語っている。
「私の曲とビデオで思い出して欲しい。自分の信念を声に出すだけでいいの。そうすることで、私たち共通の将来に良い影響を与えることができるのよ。」と明かす彼女の言葉通り、〈100%負ける〉と断言された裁判で、信念を持って声を上げたルースは歴史を変える爽快&感動の大逆転劇を引き起こす。観る者の心を揺さぶるルース・ギンズバーグの物語『ビリーブ 未来への大逆転』は絶賛公開中!!
『ビリーブ 未来への大逆転』オリジナル ミュージックビデオ
https://youtu.be/h4bUQlwBsw8