日時:8月28日(火)
場所:TOHOシネマズ日本橋 スクリーン8
登壇者:内田有紀、小杉竜一、宮川大輔
「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」を超えた、世界興行収入№1シリーズのマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』。身長わずか1.5cmの映画史上最小にして最強のヒーロー・コンビが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクション・ムービーがついに日本上陸!
バツイチ、無職、前科持ちで、離れて暮らす愛娘だけが生きがいのスコット。脅威の“スーツ”を手に入れたことで、身長1.5㎝の最強ヒーロー〈アントマン〉になったものの、ある事件をきっかけにFBIの監視下に置かれることに…。そんな頼りない彼を支えるのが、アントマンの開発者ピム博士の娘、ホープ。彼女もまた父の開発した“スーツ”と脅威の身体能力で、完璧な女性ヒーロー〈ワスプ〉に!まったく正反対のふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女〈ゴースト〉が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる――。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう⁉ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、アントマンたちは世界のサイズを操る“秘密”を守りきれるのか?いま、人もモノもすべてが大小変幻自在の「アリ」えないバトルが勃発する!怒涛の展開に、笑ったり、驚いたり、泣いたり、感情ジェットコースター!こんなのアリ?何でもアリ!笑いとサプライズが止まらない予測不可能なサイズ・チェンジ・アクション!
8月28日(火)、豪華日本語吹替版キャストの内田有紀、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、宮川大輔が登壇した『アントマン&ワスプ』ジャパンプレミアが開催された。公開を3日後に控えた本作をいち早く観るため、期待感たっぷりの会場にまず登場したのは、本作の新キャラクター ウーFBI捜査官役を演じた宮川。「FBI風」のジャケット姿という“ジャパンプレミア”らしからぬ格好で現れた。続いてルイス役を演じた小杉は、泥棒から警備会社の社長に就任したということもあり青ネクタイでスタイリッシュに決めたスーツ姿で登場。そして、本作でアントマンのバディとなる完璧すぎる女性ヒーロー・ワスプ役を演じた内田は、華やかな黒のレースドレス姿で会場に花を添えた!
はじめに、小杉が大事そうに持ってきた<研究所>の話題に。様々な敵が狙う、アントマン誕生の鍵を握る研究所をスーツケースサイズに変えて守るという本作のストーリーを日本でも再現するべく、8月21日(火)~23日(木)に来日したアントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリー、ペイトン・リード監督が、東京から大阪まで<研究所>を無事に運んでいた。「あの研究所を預かってきました!」と誇らしげに話す小杉に対し、内田は「すごいですね!映画に出てくる研究所と全く同じ。」とびっくり顔。同時に駆け寄る宮川に対し、「ちょちょちょ!ダメです!」と小杉。無理やり奪おうとするも、小杉は「アントマン誕生の秘密が隠されているこの研究所は我々<アントマン&ワスプチーム>にとって、とても大事なものなんです。大輔さんは関係ないんです!」と宮川を突き飛ばしながらブロック。「映画の設定を引きずらないで!」と宮川が主張するも、内田から「FBI風のジャケットを着て、一番自分が引きずってるじゃないですか!」と的確過ぎるツッコミも。イベント開始直後に勃発した研究所を巡るバトルに会場は大きな笑いに包まれた。ついに研究所を触らせてもらえなかった宮川だが、吹き替えキャストの中で唯一、来日したキャスト・監督に直接会うことができた感想を「ハリウッドの風のにおいが漂ってきました!ツーンとしているかと思ったら、全然そんなことなかったです。(プロモーションで)大阪にも行っていただいたので、大阪でウケるネタとして“坂田歩き”を教えたら、みんなその場でやってくれたんです!」と自慢げに報告。「それは羨ましいです!」と驚きの声を上げる他キャスト陣であった。
続いて、演じたキャラクターの魅力を聞いてみると、内田は、「今回は、アントマンとバディを組んで最強の仲間になるんです!」と、前作とは打って変わって“女性ヒーロー”として戦うことになった<ワスプ>を紹介。一方小杉は、「アントマンの仲間で元泥棒のルイスでしたが、本作は警備会社を立ち上げ、社長としてアントマン達との戦いに協力するんです。サポート出来て嬉しそうなルイスを観てほしいですね。」と、パワーアップしたルイスをアピールし、宮川は「ウーは真面目で一生懸命なんですが、何故か空回りしてしまう、可愛くて憎めないキャラクターです。」と自分が演じたキャラクターを嬉しそうに紹介した。
収録もバラバラに行っており、今日が初集結となった3人の“チームワーク”を聞かれると、わざとらしく離れる<アントマン&ワスプチーム>の内田・小杉。「もう2対1には別れてますね」と得意げな小杉に対し、宮川は「小杉はこっちこいよ!似合わん2人!」とツッコむと、「前作からやらせていただいてますので…」とわざと渋い声を作って内田とのチームワークを強調する小杉。すかさず宮川に突っ込まれるも、「(小杉さんは)今は声優モードですから。ルイスは可愛くてチャーミングなので、小杉さんしか考えられないです!」と内田からもお墨付きのコメント。それに答えるように「ワスプは“有紀ちゃん”しか考えられないです」と、また渋い声で言う小杉に、会場は爆笑の渦に。「こんな感じで和気あいあいとやらせてもらってます」と宮川。結局は一致団結するキャスト陣であった。
そして、本作の見どころを聞かれると、「大輔さんがこれだけ役に熱中するくらい声優陣も力を入れさせていただきました!」と内田。小杉も「三つ巴の争いもあり、笑いも感動も詰まってる“何でもアリ!”な映画です。笑いのシーンは是非声を出して笑ってほしいです!」とアピール。宮川は「家族愛もあり色々な気持ちでいっぱいになる映画です!ウーも見てね!」と最後まで自分が演じたキャラクターを押し続け笑いを誘い、大盛り上がりのジャパンプレミアは幕を閉じた。
新たなヒーロー“ワスプ”の登場によって、アクションにより磨きがかかり、アントマンやワスプだけでなく様々なものが小さくなったり、大きくなったりするなど、そのサイズ感もスケール感もパワーアップした『アントマン&ワスプ』。新星バディ・ヒーローの戦いの行方と、2人の関係はいかに……。