アカデミー賞2部門(長編アニメーション賞、音響編集賞)に輝き、世界中の観客を魅了した『Mr.インクレディブル』の待望の最新作『インクレディブル・ファミリー』が8月1日(水)より日本公開となる。家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、この夏最高の一家団結アドベンチャーが誕生した。日本より一足早く全米で公開を迎えた本作は、『アナと雪の女王』や『トイ・ストーリー3』を抜き、アニメーション作品史上歴代第1位の興行収入を達成し、初の5億ドル超えも果たした。まさに“インクレディブル”な快進撃を続けている。
日本での公開を1週間後に控えた7月25日(水)に、品川インターシティホールで本作のジャパンプレミアが開催された。客席には赤と黒を使った“インクレコーデ”に身を包んだお客さんが集まり、会場の中央にもレッドカーペットが登場!まさに“インクレ”カラー一色に染まった会場の期待は高まるばかり!
そんな熱気溢れるイベントの幕開けは、サンシャイン池崎改め“インクレディブル池崎”による「インクレ・ヒーロー・ダンス」。音楽が鳴ると池崎とともに会場が一体となってダンスし、大盛り上がり”!ダンスが終わり池崎の掛け声でプレミアがスタート!
まずは、新たに“インクレ・ファミリー”に加わった小島瑠璃子(ヴォイド役)そして先ほど会場を盛り上げたサンシャイン池崎(へレクトリクス役)。また前作から続投となる髙田延彦(アンダーマイナー役)が登場し会場は大きな歓声に包まれた。続いて登場したのは前作よりも固い絆で結ばれた “最強ファミリー”の三浦友和(ボブ役)、黒木瞳(ヘレン役)、綾瀬はるか(ヴァイオレット役)、山崎智史(ダッシュ役)が登場すると会場のボルテージは最高潮に!そして、最後に登場したのは世界中で大ヒットした本作を引っさげ、満を持して来日したブラッド・バード監督とプロデューサーのジョン・ウォーカー。レッドカーペットを歩くと会場のファンからは大きな拍手が巻き起こった。
一旦ゲストが会場から姿を消すと、ステージ上の『インクレディブル・ファミリー』のロゴマークのパネルが緑のレーザーで縁どられ、パネルが開くと中から最強赤ちゃんジャック・ジャックが目からビームを出しながらゲスト全員と共に登場し、まさに“インクレディブル”な演出に会場からは驚きの声が上がった。
MCからブラッド・バード監督へ、前作でも吹替えを務めた三浦、黒木、綾瀬についての印象を聞かれると「こうやってまたこの家族が再集結できたことは本当に嬉しい、新しい家族も増えてさらに賑やかになって。再び会えて本当に嬉しいよ。」とコメント。公開を来週に控え現在の心境を聞かれた三浦は、「前作から期間は空きましたが、また声優のオファーをいただいて本当に嬉しかったです。しかも世界的に大ヒットしている作品に携わるというのは本当に光栄なことだと思いました。」とコメント。黒木は「ついに、いよいよ公開かという気持ちです。本当に面白い作品なので、早く色々な方に観ていただきたいです。」と話し、綾瀬は「私自身、前作の大ファンでもあるので、またヴァイオレットの声を担当できて本当に嬉しかったです。」と公開を前に喜びを語った。
本作が世界的な大ヒットとなっている要因を聞かれたブラッド・バード監督は「このタイトルの通りだと思います。ここまで多くの方の心に響いているのは、家族について描いているから。」、ジョン・ウォーカーは「とにかく楽しくて面白い!本当に完成度の高い作品だからだと思います。」とコメントし、日本でのヒットにも自信を見せた。
そして、自身も屈強な肉体を持つアンダーマイナー役の髙田は映画についての魅力を「全てが魅力的ですが、たまたま高校生の息子がアメリカから帰ってきて『これ観たよ!』って言うんですよ。もう最高に盛り上がったらしくて、こうやって国境を越えて子ども達がみんな面白いというのは本当に凄いこと」と語り会場を盛り上げた。
また、ディズニー/ピクサー声優初挑戦となった小島は「ディズニー/ピクサーの作品は小さい時からずっと弟と観ていたので、オファーをいただいて本当に嬉しかったです。不安もあったんですけど、エンドロールにのった自分の名前を見て涙が出ました。」と感無量の様子。同じくディズニー/ピクサー声優初挑戦の池崎は「イエーーーーーイ!と叫びましたよ!”ビジネスイ エーーーーーイ”とは違う本当のやつを!」と回答。まさかの発言に会場は笑いに包まれた。また、ダッシュ役の山崎は学校の友達や家族から「僕もいつも落ち着かなくてうるさいので、ダッシュにそっくりだねって言われました。」と語り、可愛らしいエピソードで会場を沸かせた。
また、ブラッド・バード監督へこの作品で伝えたかったこととはという質問が飛び、「何よりもこの映画を見て楽しんでいただきたい。あとは、お互いを助け合う気持ちの大切さですね。《子育てをするのはヒーロー並の偉業》という台詞がある通りそれを伝えたかったです」と本作に込めた想いを吐露した。
また、本作で大人気の最強赤ちゃんジャック・ジャックのスーパーパワーについて綾瀬は「本当に可愛くて、とにかく最強なんですよ。目からビーム出したりするのも好きです。私のほしいスーパーパワーは瞬間移動です。」すると、ブラッド・バード監督が「実はジャック・ジャックという名前の由来は僕の息子のあだ名からとったんですよ。もう25歳になってしまったよ!」と笑顔で答え、会場を驚かせた。
さらに監督に日本のファンだけに何かこの作品の秘密を教えてほしいという質問では、「映画の中で一家がテレビを観ているシーンがあって、そこに映っているのが《科学少年J.Q》という僕が昔好きだったアニメなんです。これぐらいだったら言ってもいいかな」とサービス精神一杯に答えた。
最後にファンへ向けて綾瀬は「普通の家族の現実的な部分とスーパーパワーという非現実的な部分が混ざりあって、とにかくワクワクして興奮する映画です!」とコメントし、黒木は「家族が一致団結したらすごい力が出るんだなと感じる映画です。是非たくさんの方々に観ていただきたいです。」とアピール。三浦は「スーパーパワーを除けば、普通の家族の話です。何か危機にあったときに一家がまとまる力は立派なスーパーパワーだとも思います。本当に素晴らしい作品なので多くの方にご覧になっていただきたいです。」と語り会場は大きな拍手に包まれた。
また、最後にはインクレディブルなデコレーションが施された大砲が登場し、全員で祝砲を放つと会場にジャック・ジャックが描かれたバルーンが降り注ぎ、まさに映画のタイトル通りのインクレディブルな演出で、イベントは大盛況となった。全米歴代興収(アニメーション)も塗り替え、期待が高まる映画『インクレディブル・ファミリー』は8月1日(水)より日本公開。