『10人の泥棒たち』のキム・ヘス、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソク共演『グッバイ・シングル』が4月7日(土)よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開となる。
主演は妖艶な役で数々の女優賞を獲得し、韓国映画界で高い人気を誇るキム・ヘス(47歳)。本作『グッバイ・シングル』では若手に押され人気に陰りがみえてきた元トップ女優をコミカルに演じる。今回、キム・ヘスは<予告編>だけでも15着もの衣装を着こなし、本作は今までの出演作品の中で最も多い衣装数での登場となった。また、劇中でキム・ヘス演じるジュヨンが自宅で着ているジーンズやTシャツなどは本人の自前の洋服であり、韓国随一の‘美魔女’の日常を垣間見ることができるのも注目ポイントである。そして、主人公ジュヨンを陰ながら支えるスタイリストの友人ピョングを演じるのはマ・ドンソク。昨年公開の『新感染 ファイナル・エクスプレス』では素手でゾンビ軍団をなぎ倒す男を演じ、日本でも’マブリー‘(マ・ドンソク+ラブリー)の愛称でその名を広く知られるようになった。
そんな2人が出演する『グッバイ・シングル』で、彼ら以外にも注目すべき出演者陣を紹介したい。まずキム・ヘス演じる元トップ女優ジュヨンに振り回される所属事務所の社長は、『お嬢さん』『群盗』等で日本でも大人気の韓国を代表する俳優ハ・ジョンウの実父であり、自身も多数のドラマ・映画に出演し長年俳優として活躍しているキム・ヨンゴン。そして、ジュヨンの‘ある秘密’を握る女子中学生ダンジ役には『トガニ 幼き瞳の告発』で虐待される被害者児童を体当たりで演じたキム・ヒョンス。本作への出演について「撮影現場では皆さんが私を可愛がってくださり、気遣ってくださったことがとても有り難かったです。より一生懸命取り組むことができました。特に共演シーンがいちばん多かったキム・ヘスさんはいつもセリフを合わせてくださって、細かいところまでよく面倒をみて頂いたのでとても感謝しています」と語った。他にも日本でもリメイクされた韓国人気ドラマ「ミセン-未生-」のイ・ソンミンもジュヨンに好意を寄せる気の良い中年アナウンサー役で登場。また、人気男性アイドルグループSUPER JUNIOR ヒチョルもカメオ出演しており、どこに登場するかはぜひ劇場で確認してほしい。