本年度アカデミー賞ノミネート『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』に出演のマーゴット・ロビーの最新主演作『Z for Zachariah(原題)』の邦題が、『死の谷間』と決定し、6月、新宿武蔵野館ほか全国順次公開されることが決定した。
戦争か、事故か。世界にたった一つ放射能汚染を免れた奇跡の谷第二のエデン死の灰に覆われた世界で、たった一つ放射能汚染を免れた小さな谷(=第二のエデン)に住む女性アン・バーデンは、唯一の生存者だと思い、愛犬とともに1日1日をただ過ごしている。ある日、見たことのない車両と宇宙服のような防護服を着た黒人男性ジョンを発見する。男は汚染された滝壺で水浴びをしたことで体調を崩すが、彼女の救護によって一命を取り留める。男の体調が回復すると、二人は1つ屋根の下で、自然と共同生活を始める。科学者で、宗教観も考え方も異なる男の生活に戸惑いを感じるアンだったが、生活するうちに二人の距離は縮まっていく。しかし、もう一人の生存者である白人男性ケイレブが現れたことで、彼らの生活は一変する……。
1976年にエドガー・アラン・ポー賞を受賞したロバート・C・オブライエンの原作「死の影の谷間」を基に、“第二のエデン”で1人の女と2人の男とで繰り広げられるポストアポカリプス・サスペンス。
主人公の農娘アン・バーデンを演じるのは、「スーサイド・スクワッド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」など近年活躍が目覚ましく、「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」で本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートした、マーゴット・ロビー。科学者のジョンを演じるのは、「それでも夜は明ける」で一躍有名になったキウェテル・イジョフォー、謎の炭鉱夫ケイレブを演じるのは、「スタートレック」シリーズ、「ワンダーウーマン」など話題作に出演するクリス・パイン。監督は、『コンプライアンス 服従の心理』 のクレイグ・ゾベル。俳優として活躍するトビー・マグワイアがプロデューサーに名を連ねる。