松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』が12月23日公開となる。原作は、01年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる同名小説。ヨシカの上司で経理課の課長を務める、通称”フレディ”の濃すぎる脇役模様を収録した本編映像が解禁となった。本作は芥川賞作家・綿矢りさによる同名小説の映画化で、原作は切れ味のいいモノローグで綴られているが、「会話劇」にしたいという製作陣のこだわりにより本作はに大きなアレンジが加わっている。
主人公・ヨシカ(松岡茉優)を取り巻く、映画ならではの個性的なキャラクターが数多くのキャラクターが登場するのが、本作の魅力のひとつとなっている。
今回解禁された本編映像は、ヨシカと同僚の月島来留美(石橋杏奈)が仕事中に噂話しをする一場面で、二人が噂する上司の名前は”フレディ”という名で、同じフロアで働く経理課の課長なのだが、姿は現れない。ヨシカは人の名前を覚えられず、すぐに変なあだ名をつけると来留美が指摘し、ヨシカの隣人”オカリナ“の話題に!”オカリナ”とは名前の通り、 “いつもオカリナを吹いているヨシカの隣人で、本作では片桐はいりが本編では演じている。オカリナの話で談笑していると、突然来留美に、上司”フレディ“から指摘が!
笑いをこらえながら答えようとする来留美の隣で、伝説のロックバンド「Queen」の曲を彷彿とさせるリズムで机を叩くヨシカ。その直後!ついに、噂の課長“フレディ”が登場!!ポマードできちっと整えられた髪の毛、ご立派な口ひげ、鋭い目つき、そして主張が強すぎるサスペンダー!現れたご尊顔は、「Queen」を率いたフレディ・マーキュリーそのもの!まさに生き写しといえるような姿で、劇中のヨシカ・来留美が笑ったように、観ている観客の笑いをさそう事間違いなし!課長“フレディ”を演じたのは、劇団メンソウル仲田育史。普段から似ているということで“フレディ”ネタを各所で披露しているようだ。
また、もう一場面、職を辞する決意を固めたヨシカが完璧な辞表を書き上げ、課長“フレディ”に提出するシーンを収録しており、意気揚々と辞表を提出したヨシカを軽く一蹴する、クスりと笑える場面も本動画でみることができる。
短いながら強烈な印象を残す、“フレディ”の濃~いキャラクターを切り取ったシーンは、個性的なキャラクターが多数登場する本作の弾ける雰囲気が垣間見える重要なシーンとなる。全貌は是非劇場の大スクリーンで!
映画『勝手にふるえてろ』本編映像◆まるでフレディ・マーキュリーの生き写し!!
https://youtu.be/LaKe9ufaCFo