ハリウッドから熱い視線!次世代の多才な兄弟監督たち 『グッド・タイム』

ハリウッドから熱い視線!次世代の多才な兄弟監督たち  『グッド・タイム』
提供:シネマクエスト

本年度 第70回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門選出作品 『グッド・タイム』が11月3日(祝・金)よりシネマート新宿ほか全国公開となる。

ハリウッドでは兄弟監督の新しい波が来ている。まずは、『グッド・タイム』(11/3公開)のジョシュ&ベニー・サフディ兄弟監督。前作『神様なんかくそくらえ』では東京国際映画祭グランプリと最優秀監督賞をW受賞。そして、本作『グッド・タイム』は8月の米国公開時にセレーナ・ゴメスがサフディ兄弟監督のために駆け付け、グラミー賞受賞アーティストのザ・ウィークエンドやジェシカ・チャステインなどがツイッターで大絶賛し、前作よりも更に注目度がパワーアップ。更には世界的に有名なロック歌手、イギー・ポップがエンディング曲に参加し<カンヌ・サウンドトラック賞>を見事受賞している。イギーが参加した曲についてジョシュ・サフディ監督は「イギー・ポップが歌詞を書いたエンディングの歌’The Pure and the Damned’で、イギーは兄コニーを罪深い者(damned)、弟ニックを純粋な者(pure)とした。彼は“純粋”な人だけでなく“罪深い”人も、愛ゆえに行動を起こすということを示唆している。本編冒頭の2人の銀行強盗は、コニーにとって弟ニックを元気づけ、純粋に人生を味わわせるための方法だった。コニーには目標とする兄弟の理想像があり、それはただ、楽しみたい(have a Good Time)ということだった。どれだけ多くの人に邪魔されようとね。」とコメント。兄コニー役を『トワイライト』シリーズで一躍世界的に有名になったロバート・パティンソンが演じ、弟のニック役はベニー・サフディ監督が兼任している。また、今回ジョシュ・サフディ監督のコメントにある本編冒頭の銀行強盗シーンの映像も解禁。ベニー・サフディ監督の演技にも注目してほしい。

次に数年ぶりに復活する人気シリーズの最新作『ジグソウ:ソウ・レガシー』(11/10公開)のマイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟監督。『ソウ』シリーズの産みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルとは、『ソウ』公開前からの知己の仲。イーサン・ホーク主演『プリデスティネーション』等の監督で注目され、今回の大抜擢。新しい才能が生み出す新たな『ソウ』に期待が高まっている。また『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督(来年4月公開)も当然目が離せない。兄弟で同じ作品に関わり、長年活躍している映画人といえば『ダンケルク』が大ヒットのクリストファー・ノーラン監督&脚本家のジョナサン・ノーランもいる。彼らは『ダークナイト』『インターステラ―』等でタッグを組んでいる。カンヌ国際映画祭の常連、ダルデンヌ兄弟や『ブリッジ・オブ・スパイ』『ヘイル、シーザー!』等のコーエン兄弟らは既に巨匠クラスだ。続々登場してくる’兄弟監督’は今後も注目必須である。

11/3公開『グッド・タイム』本編映像一部解禁
https://youtu.be/m7bFrh4aJMQ

最終更新日
2017-10-20 12:00:28
提供
シネマクエスト(引用元

広告を非表示にするには