“空白の 30 年間”を埋めるのは、なんと日本のアニメ監督!渡辺信一郎監督の描く“ブレラン”短編アニメが制作決定『ブレードランナー 2049』

“空白の 30 年間”を埋めるのは、なんと日本のアニメ監督!渡辺信一郎監督の描く“ブレラン”短編アニメが制作決定『ブレードランナー 2049』
提供:シネマクエスト

SF 映画史上最高傑作として、公開後 35 年にわたり語り継がれる『ブレードランナー』(82)。その続編となる『ブレードランナー 2049』が 10 月27 日(金)公開となる。“ブレードランナー”デッカードをハリソン・フォードが再び演じ、新たな“ブレードランナー”K をライアン・ゴズリングが熱演。リドリー・スコットは製作総指揮を、そして『メッセージ』(16)でアカデミー賞監督賞にノミネートされた鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督をつとめ、SF映画界に新たなる<奇跡>を起こす。そしてこの度、前作の舞台であるx2019 年から、本作 2049 年にいたるまでの、“空白の 30 年間”のエピソードが語られるショートフィルムの制作が決定。その内の一エピソードに、なんと『カウボーイビバップ』、『アニマトリックス』などを手掛けた日本アニメ界を代表する監督・渡辺信一郎が大抜擢された。

「「ブレードランナー2049」へ至る、空白の 30 年間とは――?

前作から本作の舞台“2049 年”に至るまでの空白の 30 年間──デッカードが姿を消した後の世界では、レプリカントは寿命を持たないよう改良された。しかし 2022 年、アメリカ西海岸で原因不明の大規模停電が発生し、食物は供給がストップ。世界中がそれを“レプリカントが原因”と非難したことで、レプリカントの製造は法令で禁止された。そんな中、この世界のピンチを救ったのが、科学者ウォレス(ジャレッド・レト)だった。彼は人工農法によって食糧難を解決するあらたなエコシステムを開発。さらに、以前レプリカントを製造していたタイレル社を買い取り、ウォレスは新型レプリカントの製造を始め、“レプリカント禁止法”の廃止を実現させた。

2022 年の大停電=“ブラックアウト 2022” ――そのとき、一体何が起こったのか?
その“前奏”をひとつの作品として描くため、「ブレードランナー2049」製作チームが白羽の矢を立てたのは日本を代表するアニメーション監督、渡辺信一郎監督!!『カウボーイビバップ』『アニマトリックス』『サムライチャンプルー』などを手がけ、日本のみならず海外でも高い評価を得続けるアニメーション監督、渡辺信一郎氏。『ブレードランナー 2049』の制作スタジオである Alcon Entertainment からオファー受け、短編アニメーション「ブレードランナー ブラックアウト 2022」を制作することが決定!本アニメーションの制作は追い込みに入っており、今回このニュースとともに解禁となるのが、その現場を垣間見ることのできる予告映像。渡辺監督の「アニメ版を制作するにあたり気を付けたのは、『ブレードランナー』に最大限のリスペクトを払うこと」とのコメントとともに、渡辺監督の描く「202 年」の世界が一部お披露目され、『ブレードランナー』ファンならずとも期待を感じずにはいられない。10 月 27 日公開の映画『ブレードランナー 2049』の前奏となる本アニメーションは、9 月 26 日にお披露目が予定されている。

そして、2049 年――。
ロサンゼルス市警の“ブレードランナー”K は、違法レプリカント“処分”の任務にあたる最中、レプリカント開発に力を注ぐウォレスの<巨大な陰謀>を知る。そして、その陰謀を暴く重要な鍵を握るのは 30 年間行方不明だったブレードランナー“デッカード”だった。彼が命をかけて守り続けてきた〈秘密〉とはいったい何なのか?デッカードがこつ然と姿を消してから 30 年、キャッチコピーである“知る覚悟はあるか――”という言葉が物語るように、本作では知られざる<封印された真実>が明かされることになる。今なお色あせることなく、映画界と世界中のカルチャーを魅了し続けている「ブレードランナー」。『ブレードランナー 2049』で描かれる 30 年後の世界は、その圧倒的な映像美をよりパワフルに引き継ぎ、ベールに包まれ多くの謎を抱えながらも、新たな映画新時代の幕開けを感じずにはいられない。

最終更新日
2017-09-15 12:00:03
提供
シネマクエスト(引用元

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