世界累計 800 万部を突破し、「東野圭吾史上、最も泣ける感動作」と発売より高い支持を受ける小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が待望の映画化!ある理由から、一夜を明かすために敦也が幼馴染みと一緒に忍び込んだ古い家。そこはかつて店主・浪矢雄治が悩み相談を請け負っていたナミヤ雑貨店だった。廃業したはずの店内に、突然 32 年前からの悩み相談の手紙が舞い込んでくる。時を越え、手紙のやり取りをはじめる敦也たち。次第に雑貨店の秘密と相談者たちと自分たちの共通点が明らかになり…。時間と空間を越えて、繋がりの謎が明らかとなる時、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける――。主演に Hey!Say!JUMP の山田涼介。雑貨店主に西田敏行。共演に、尾野真千子、村上虹郎、寛 一 郎、林遣都、成海璃子、門脇麦、萩原聖人と豪華俳優たちが顔を揃えた。監督は『余命1ヶ月の花嫁』の廣木隆一が務める。そしてこの度、本作の主題歌として山下達郎が新曲「REBORN」を書下ろすことが決定した。
昨年デビュー40 周年を迎え、ますます精力的な活動を展開し、常に音楽ファンの注目を集め続ける山下達郎に、制作サイドが主題歌の書下ろしを依頼し実現。山下達郎はアルバム制作やツアー準備で多忙を極める中、原作ですでにタイトルの決まっている「再生」という曲を映画で「REBORN」として具現化するという、自身が今まで担当した主題歌の中でも一・二を争う非常に難しい作業に挑み、まるまる1か月半もの時間をかけ渾身の1曲を書き下ろした。
「REBORN」は本作品のテーマといえる時代を超えて繋がる<想い>を表現した、作品に優しく寄り添う楽曲。また「REBORN」は主題歌だけでなく、劇中で過去から現在へ歌い継がれている楽曲として、本作の主軸となっている。この新曲「REBORN」は山下達郎の通算 50 枚目のシングルとして 9 月 13 日に発売となる。
【山下達郎 コメント】
映画の主題歌の仕事は、これまで何度も担当させていただきましたが、今回はその中でも一・二を争う難しい注文でした。東野圭吾さんの原作において、すでに「再生」(映画では「REBORN」)とタイトルが定められている曲を、映画の劇中に具現化し、さらにそれをエンドロールで私自身が歌うという、虚実ないまぜの世界が求められました。そのため、どの場面にも違和感のない曲調を実現するために、かなりの模索と推敲を要しました。そのおかげで、今までの自分の作品とはひと味違った、新たな作風が提示できたと思います。歌のテーマは「死生観」です。人はどこから来てどこへ行くのかという、根源的な問いに思いをはせていただくことで、映画のストーリーと併走し、盛り立てることができるのではと思っています。
【廣木隆一監督 コメント】
映画の主題を掬い取った静かで、力強く、そして優しく、見つめてくれた名曲だと思いました。
【KADOKAWA 二宮プロデューサーコメント】
「REBORN」は時代を超えて歌い継がれている名曲という設定の劇中歌であり、映画の核にもしたかったので主題歌として構築したいと考えていました。ただ正直なところ、それを両立させるなんて事は実現が本当に難しいとも感じていました。時代を超えて輝き放ちつづける稀代のシンガーソングライターである山下達郎さんにお受けいただいた事でそれが可能になりました。壮大で厳かなサウンドスケープ、美しく伸びやかな歌声が映画を観る人の心をきっと優しく包み込んでくれると思います。そして、その歌詞は映画のテーマとなる事を伝えてくれています。是非、美しいメロディだけでなく歌詞にも耳を傾けていただきたい。映画のキャラクター達の思いが温度を持って伝わると思います。