1979年の歴史的傑作となった『エイリアン』シリーズに繋がり、原点を描く作品であることも発表されている『エイリアン:コヴェナント』の日本公開が9月15日(金)に決定した。本作は、『エイリアン』の生みの親であり、監督を務めたリドリー・スコットが、38年の時を経て再びメガホンを取ることでも、更なる注目を集めている。この度、 “日本版”ポスターが解禁となった。スコット監督が“特別に許可した”ビジュアルでは、ついにエイリアンの姿が明らかにされた。
エイリアンが初めて発見された惑星の名前”LV-426″に由来して、世界的に定められた記念日”エイリアン・デー”の去る4月26日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたイベントでは、『エイリアン:コヴェナント』の初公開特別映像が上映された。いち早く映像を観たファンたちは、「スゴイ迫力で、観た後すぐには立ち上がれなかったよ」「凄かった。とりあえず凄かった…!!」「マジヤバい。お願い早く見せて」「えらいことになってたよ」などとSNSを賑わせた。この日は、日本だけでなく世界でも、様々なイベントが実施され、公開へ向けて、世界的な盛り上がりをみせた。
その声を裏付けるようにこの度、日本で制作されたポスターには、衝撃的なエイリアンの姿が描き出されている。まるで胎児のような姿に加えて、更に恐怖を増長させるのは、“絶望の、産声。”というキャッチコピー。スコット監督は「いつまでもモンスターに廊下を追いかけられるシーンを続けることはできない。退屈してしまうからね」と今までのシリーズを越える衝撃が待ち受けることをほのめかす。続けて、「こいつを作ったのが誰で、どうして作ったのか、今まで、誰も疑問に思わなかったことに私は気がついた。宇宙のかなたから来たモンスターとか、宇宙の果てから来た神、宇宙のエンジニアがこいつを作り出したと言っても良かったかもしれない。でも、誰もそうしなかった。『エイリアン:コヴェナント』は、そういった考えを方向転換させる」と誕生を思わせるポスタービジュアルになっている理由を解消させるストーリーの一部も明かした。
エイリアンの姿だけでなく、明らかになった女性主人公ダニエルズがタンクトップ姿で銃を構える姿に、スコット監督の描く女性ヒーローという大きなレガシーにおけるダニエルズの役割も見て取れる。スコット監督も絶賛の本ビジュアルは、本日の日本の解禁を皮切りに世界各国の雑誌の表紙や、オンライン上で掲載されていく。1979年に公開され、歴史的傑作となった『エイリアン』、『グラディエーター』、『オデッセイ』と常に大ヒット作を世に送り出してきたリドリー・スコット監督が、自身で作り上げてきた世界に戻ってきた本作。途方もない脅威と、かつてない驚き、衝撃に満ちた新たな神話に世界中の熱が高まるばかりだ。