LAを拠点に国内外で活躍する唯一無の俳優・桃井かおりと、世界の巨匠から熱いラブコールを受ける個性派俳優・イッセー尾形の、『太陽』(06)以来2度目となる豪華共演が実現した日本とラトビアの初共同製作映画『ふたりの旅路』(原題:Magic Kimono)が、2017年6月に公開されることが決定した。
あることをきっかけに自分の殻に閉じこもってしまったケイコ(桃井かおり)。着物ショーに参加するために神戸を発ち、導かれるように北欧の地、ラトビアの首都・リガを訪れた。そこで、過去の震災で行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と不思議な再会をする。様々な場面で出没する夫、そして言葉も通じない異国の地での出来事に翻弄されるケイコ。愛する人を失くした男女が、すれ違いながらもめぐりあう、おとぎ話。
初の長編監督作『Loss』が2008年上海国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した、ラトビア出身マーリス・マルティンソーンス監督の新作。桃井かおりとは3度目のタッグとなる。“新しい北欧”として注目を集めるラトビアと日本の初の合作となる本作品は、”バルト海の真珠”と讃えられ世界遺産に登録された首都・リガと、その姉妹都市にあたる兵庫県神戸市で撮影された。孤独を噛みしめながらケイコが食べた“おにぎり”と、美食の国として知られるラトビアの独創的な料理の数々がコントラストに登場する、まさに映画で旅する気分を味わえる。
この度、イッセー尾形が本作のために作画&音楽も手がけた紙芝居を用いた特報映像が公開された。桃井かおり演じる「ケイコ」とイッセー尾形演じるその夫がラトビアを旅する様子を描いた、非常にユーモラスな紙芝居風映像となっている。
「ふたりの旅路」特報映像
https://youtu.be/EiftycboQ7g