『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』など、常に世界中を魅了し、ハリウッドで最もイマジネーション豊かなヒットメーカーと呼ばれるティム・バートン監督の待望の新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』が2017年2月3日に公開となる。日本に先駆けて公開された全米で、初登場1位を獲得し、バートン監督作品として、初登場1位を獲得した7作目の作品となった。この度、特別映像が到着し、応援隊長に就任したピースのお2人が作品についてアツく語った。
「僕も普通にしようということは途中で諦めたので、気持ちはわかります」と自称“奇妙なオッサン”又吉は、こどもたちに共感したことを明かす。「ジェイクが、迷いながら進もうと葛藤するところに、僕がニューヨークに行くと決めた心境と重ね合わせて、“なるほどな”と思いました」と綾部は、主人公ジェイクに共感したと明かした。それぞれが、共感できるキャラクターが登場する本作について「ティム・バートン監督は、子供の頃から不思議なものをたくさん作ってきて、「変だ!」って言う人や「素晴らしい!」って言う人がいる中で、この作品が自画像みたいなところもあると思います」と監督の生い立ちから生まれた作品なのではないかと又吉は分析。綾部も「“変っている”、“変わり者”という言葉がネガティブに捉われてしまうこともありますが、この作品はポジティブに描いています。奇妙で可愛らしい“キミョかわいい”キャラクターを創り出せるのはティム・バートン監督だからでしょうね」と監督を絶賛した。
そんな“キミョかわいい”こどもたちについて、「先生が好きなのは、双子だって分かっているんですよ」と綾部が又吉の好きなキャラクターを当ててみせると「昔から、力持ちが好きやもんな」と小柄な外見からは想像できないほど、とてつもない怪力のブロンウィンがお気に入りなのでは?と今度は、逆に又吉が綾部のお気に入りを予想した。そんな個性豊かなキャラクターについて「空を飛ぶのではなく、空気より軽いから飛んでしまうという愛らしさ。“体内に無数の蜂を飼う少年”ってとツッコミたくなるような能力だけど、監督の世界観の素晴らしいところだよね」と綾部。続けて又吉も「(口頭部に鋭い歯の口を持つクレアは)風邪を引いたらどっちにマスクするんだろうとかね(笑)でも、みんなの能力がちゃんと活かされている。監督が描く奇妙には悪意が無くて、愛嬌がある」とそれぞれの個性に触れつつ、ティム・バートンワールドを絶賛した。
来日が決定したティム・バートン監督とピースのお2人は、1月30日に実施する本作の大規模なレッドカーペット・セレモニーで再会することが決定。綾部は、ハリウッドスターを目指して4月からニューヨークに拠点を移し、又吉は、『火花』で芥川賞を受賞し作家としての活躍も目覚ましい。バートン監督がお2人と対面すれば、又吉原作、綾部出演の作品をティム・バートンが監督する日も近づくのでは?と話題を集めている。
映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」TVスポット
https://youtu.be/-jvtz04j8XU