2017年4月、海底油田爆発事故を大スケールで映画化した『バーニング・オーシャン』が日本公開される。2010年4月20日の大爆発から、7月16日の流出停止まで、約3ヶ月にわたって全世界が注視した[メキシコ湾原油流出事故]を描く超ド級作品。メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設[ディープウォーター・ホライゾン]が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こした。その後も未曾有の被害を出す大事故となり、施設だけでなく海上一面が火の海と化した。この事故は、世界最大級の“人災“でもあった-。
監督は『ローン・サバイバー』、『バトルシップ』など、リアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ。見る者がまるでその場にいるかのような迫力の映像を作り上げた。更に、人為的ミスの連鎖、親会社と下請け会社の確執など、大事故へとつながる小さな原因の積み重ねを緊張感たっぷりに描いている。
主演はマーク・ウォールバーグ。共演に、実力派のカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ。さらにはジーナ・ロドリゲスやディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンが名を連ねている。
今回、世界最大級の「人災」を描く『バーニング・オーシャン』の特報が解禁となった。
2010年4月20日、いつもと変わらない朝だった。しかしその日は、アメリカ史上“最悪の日”となる。
マーク・ウォールバーグが演じるマイク・ウィリアムズを乗せたヘリコプターは、メキシコ湾沖80キロに位置する石油採掘施設、[ディープウォーター・ホライゾン]へと向かう。施設は安全に操業しているはずだった。だが、「工事が50日も遅れているぞ」と言うヴィドリン(ジョン・マルコヴィッチ)は、工事の再開を迫る。カート・ラッセルが演じる施設責任者ジミーは、「安全テストが終わっていない」と応じるが、返事は「問題はない」とにべもない。
やがて、正常に作動していたはずの計器が、けたたましい警報と共にレッドゾーンを突き破る。直後、水深1,522メートルの採掘口につながったバルブから、突如として濁った海水と原油が溢れ出す。遂には、掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、海上に浮かぶ石油発掘施設[ディープウォーター・ホライゾン]は炎に包まれる。
施設内に閉じ込められた作業員126名の運命は—–!!
被害の拡大を食い止めようとする現場作業員と彼らの決死の脱出を壮大なスケールで描いた、実話に基づく海洋ディザスター『バーニング・オーシャン』は、2017年4月全国ロードショーとなる。
『バーニング・オーシャン』特報
https://youtu.be/nKE1_FBLiIY