『沈黙-サイレンス-』は、「初めて遠藤周作の「沈黙」を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」と語るマーティン・スコセッシ監督にとって夢の企画。いくつもの困難を乗り越えて実現した一大プロジェクトだ。主演のアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら、各世代の実力派が名を連ねる。さらに、全員でアカデミー賞受賞6回、アカデミー賞ノミネート23回のの長崎を再現した。
人間の強さ、弱さとは? 信じることとは? そして、生きることの意味とは?マーティン・スコセッシの最高傑作にして本年度アカデミー賞最有力作品がいよいよ上陸する。
12月23日(現地時間)から、全米4劇場限定で公開された『沈黙-サイレンス-』は、1スクリーンあたりの興収で1位となる16,000ドル(12月23日単日記録/Box Office Mojo調べ)記録、その注目度の高さを実証した。米レビューサイト、ロッテントマトでも91%の満足度(12/25現在)をマークしている。賞レースでは、ナショナル・ボード・オブ・レビューでトップテン作品&脚色賞受賞を皮切りに、AFIアワードやボストン・オンライン批評家協会賞でトップテン作品に選定され、LA批評家協会賞《助演男優賞》の次点にイッセー尾形が選ばれるなど、4受賞14ノミネートを記録。1月24日に発表となるアカデミー賞ノミネーションへの期待が高まっている。
そして、マーティン・スコセッシ監督の来日が決定、1月中旬に記者会見、日本人キャストとジャパン・プレミアのステージに立つことになった。マーティン・スコセッシ監督と日本人キャストが集う『沈黙-サイレンス-』ジャパン・プレミアは、1月中旬に開催される予定。
若き宣教師ロドリゴが見た想像を絶する日本とは。そして、彼を待ち受ける過酷な運命とは。ハリウッドと日本の技術、才能、パッションが融合し、人間にとって本当に大切なものとは何かを、壮大な映像で問いかける歴史大作に注目だ。