『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督最新作『哭声/コクソン』日本オリジナル予告、堂々完成

『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督最新作『哭声/コクソン』日本オリジナル予告、堂々完成
提供:シネマクエスト

『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督最新作で、2016年カンヌ国際映画祭で上映されるや観る人を震撼させ、今年韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録した究極のサスペンス・スリラー「哭声/コクソン」が、2017年3月11日よりシネマート新宿ほかにて公開となる。本作の圧倒的な緊張感と重厚感が伝わる日本オリジナル予告編がついに完成した。

平和な田舎の村で村人が自分の家族を殺す凄惨な事件が多発し、警察官のジョングが事件を担当することになる。現場を目撃したというムミョンに話を聞いたジョングは、その原因ではないかと噂される得体のしれないよそ者に疑いを向けるようになる。そんなある日、娘に犯人たちと同じ湿疹があることに気づいたジョングは、彼女を救うために祈祷師イルグァンを呼ぶが、彼はジョングにそのよそ者のことを「あいつは人間じゃないぞ。悪霊だ」と言い放つ――

過去2作品はスピード感のある展開で手に汗握るスリルを描いたホンジン監督だが、「暴力描写でスリルを与えた今までのやり方は避けたかった」と語り、本作ではこれまでとは打って変わり、じわじわと息の根を止めるように高まる緊張感と全く先の読めない展開、圧倒的に迫力ある映像で観客を物語に引きずり込んでいく。そんな映画のエッセンスを感じられる重厚感たっぷりの映像となっている。「見ているものは本当に真実なのか?」というナレーションは、映画の謎に迫る重要なキーワードになっているので、ぜひ気に留めておいてほしい。

警察官ジョングを演じるのは、43歳にして本作が初の主演作となる名脇役クァク・ドウォン。監督に前作『哀しき獣』の出演者で最も印象に残ったと言わしめ大抜擢となった。日本から参加した國村隼は、韓国2大映画賞のひとつ青龍映画賞での外国人初受賞の快挙も納得の体を張った熱演を披露。その他、日本で主演作公開が相次ぐファン・ジョンミン演じる祈祷師の怪演も見どころのひとつだ。

『哭声/コクソン』予告編
https://youtu.be/QEL_GJJ5Izk

最終更新日
2016-12-27 13:00:30
提供
シネマクエスト(引用元

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