『ブルー・バレンタイン』のデレク・シアンフランス監督最新作『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』が『光をくれた人』という邦題にて2017年春、全国公開することが決定した。
電車の中やカフェでは読んではいけない、なぜなら人目もはばからず泣いてしまうから─そんな絶賛の中、40カ国以上で刊行された世界的ベストセラー、M・L・ステッドマンの「海を照らす光」が原作。灯台守として“他人の子”を育てる夫婦に本作をきっかけにプライベートでも有名カップルとなった『それでも夜は明ける』などでアカデミー賞に2度ノミネートされたマイケル・ファスベンダーと、『リリーのすべて』で同賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが共演。赤ん坊の実の母親には、『ナイロビの蜂』でオスカーを手にしたレイチェル・ワイズと豪華キャストがそろった。
孤島に漂流した赤ん坊を育てる決心をした灯台守の夫婦の愛情、実の母親と出逢ってしまうことで抱く葛藤、そして実の母親の苦悩を描いた物語は、本国公開後「ティッシュメーカーの株価が上がるほど観客は泣くに違いない」(ガーディアン紙)、「泣く準備を!この映画にはすべてが揃っている」(ワシントンポスト)、「心が引き裂かれるなんてものではない、心をえぐり取られた」(USAトゥデイ)と“号泣必至”と大評判に。美しくも愚かで貴い幾つもの愛の姿に胸をつかれる慟哭の物語は、観る人それぞれの人生に”光をくれた人”の存在がいることを教えてくれる。