「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が12月16日(金)より全世界で公開となる。本作は『エピソード4/新たなる希望』の直前までが描かれるアナザー・ストーリーで、女性戦士ジン・アーソ率いる反乱軍の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が挑む不可能なミッションが描かれる。徐々に情報が明かされてきており、公開が近づくに連れ盛り上がりを見せる本作。反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>メンバーの中でもとくに注目を集めるのがフォースを信じる【盲目の戦士】チアルート・イムウェだ。“宇宙最強”の異名を持つドニー・イェン演じるチアルートは、ジェダイが滅びた時代にも関わらずフォースを信じる特異な存在。そんなチアルートの特別映像が公開された。
ドニー・イェンが最強アクション披露!?チアルートの特別映像
https://www.youtube.com/watch?v=hzQMJUSVr3g
ジェダイが滅び銀河の希望が失われかけている時代に、ダース・ベイダーを擁する帝国軍の究極兵器デス・スターの建設が進んでいた。反乱軍も帝国軍へ降伏するしかないと諦めた時、女性戦士ジン・アーソ率いる極秘チーム<ローグ・ワン>が結成される。
そのメンバーの一人が“フォースを信じる武術マスター”チアルート・イムウェだ。チアルートは盲目だが「恐れることはない。フォースの導きに従うまで」と何が起きても動じない強い心を持つ男。そんなチアルートの特技は【変幻自在の棒術】。たとえ目が不自由でも、フォースを信じる彼は、ストームトルーパーや敵の動きを感覚で察知。何人ものストームトルーパーが背後に潜んでいても、得意の棒術で次々に倒してしまうチアルートは“銀河最強”のアクションを披露している。主人公の女性戦士ジンやキャシアン、新ドロイドK-2SOなど6人のローグ・ワンとどんな掛け合いを見せてくれるのか注目のキャラクターだ。
盲目の戦士と言えばアクション時代劇『座頭市』の主人公・市と重なる部分があるだろう。ギャレス監督は日本映画の影響を受けて作ったのだろうか?実はチアルートを盲目にしたのは、ドニー・イェンのアイデアだったという。ドニーは「実はずっとやってみたいアイデアがあって、チアルートを盲目にしてみたらどうだろう」とギャレス・エドワーズ監督に自ら提案。エドワーズ監督はそれを聞いて「それは良いね!素晴らしいアイデアだよ。ドニーとお互い興奮して盛り上がったんだ」とそのアイデアをすぐに採用したことを明かしている。
武術家の母の影響を受け小さいころから太極拳などの武術を学び、現存する最高のアクションスターとして知られるドニーは、日本のファンからは親しみの意味を込めて“ドニーさん”と呼ばれている。実在の武術家イップ・マンを演じた大ヒット作『イップ・マン 序章』や『SPL/狼よ静かに死ね』では、映画史に残るほどの壮絶なアクションシーンを披露しているが、本作では、盲目でさらに棒術を扱う新たなアクションに挑戦。もはや目が見える役どころを演じきってしまったのか?アクション俳優として新たな境地を切り開いたドニーさんを劇場で体感してほしい。
伝説的なシリーズとして今もなお世界中を熱狂させる「スター・ウォーズ」シリーズの最新作。本作は反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>が究極兵器デス・スターの設計図を盗む鵜可能なミッションに挑む姿が描かれる。ドニー・イェン演じるフォースを信じる盲目の戦士チアルートにもぜひ注目してみてはいかがだろうか。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日(金)より全世界で公開。