米国政府が国家安全保障局(NSA)を使い一般市民に対してまでスパイ行為を行っているという驚愕の真実を暴露し、瞬く間にトップニュースとして世界を駆け巡った“スノーデン事件”。その始まりと真相、そして彼の亡命までを追ったドキュメンタリー『シチズンフォー スノーデンの暴露』(原題:CITIZENFOUR)が、6月に日本で公開されることが決定した。
ドキュメンタリー映画作家であるローラ・ポイトラスの元に重大な機密情報を持っているとコンタクトしてきた者がいた。コードネームは「CITIZENFOUR」。2013年6月、香港でのインタビューに現れたのは当時29歳のNSA職員エドワード・スノーデン。彼の告発とは、米国政府によって一般国民全ての通信は監視されているという衝撃の事実だった。今作は、世界を駆け巡った暴露“スノーデン事件”の始まりと真相、スノーデンの亡命までを克明に記録する。