『レヴェナント:蘇えりし者』から、主演のレオナルド・ディカプリオをはじめアカデミー賞を受賞した3名が今作への思いを語っている特別映像が公開された。
『レヴェナント:蘇えりし者』特別映像
https://youtu.be/xbtGV7fH4h4
到着した映像でディカプリオは、「全く新しい感覚だ。あまりの臨場感に息をのむだろう」と明かす。それは、史上初の3年連続アカデミー賞撮影賞受賞という快挙を達成したエマニュエル・ルベツキと再びタッグを組んだアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が、ユニークな撮影スタイルを屋外へ持ち出し、広大な土地をなめらかに進むカメラワークと、登場人物たちの息づかいが聞こえるほどのクローズアップを多用したことだけに留まらない。「グラスの身に起きた悲劇を壮大なスケールで描くと同時に彼の精神を映し出している」と監督自身が分析するように、そこには映像に加えて、感情移入できるストーリーがある。
続けて監督は、「父と息子の愛を最も丁寧に描いた。本作の核となるからだ」と明かすようにディカプリオは、最愛の息子を失い、燃えたぎるような復讐心を原動力に想像を絶する過酷なサバイバルへと身を投じていく父親を演じる。これまで多彩なキャラクターを演じてきたディカプリオにとって、グラスは全く新しい役へのチャレンジとなった。「これまで、私はさまざまな形で考えを多くの言葉ではっきり伝えるキャラクターを演じてきたから、この役を演じることはユニークなチャレンジだった」とほとんど言葉を使わない生々しい演技が必要とされたことを振り返っている。