映画『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』の公開直前イベントが2日に都内で行われ、ゲストとして中村玉緒が登場。インドの民族衣装「サリー」に身を包み、ボリウッドダンサーズ「SAHELIA（サヘリーア）」とともにダンスを披露した。
真っ赤なサリーをまとった中村は「今日はこうして舞台に立てて夢のようです。緊張して寝不足なんですけどちょうど目が引っ込んで良かったですね。主人（勝新太郎さん）がきっと見てくれていると思います。娘にも（携帯で）写真を送りました」と一言挨拶。
映画をじっくり観たということで感想を聞くと、「インドの結婚式のシーンがすばらしい！ あといくつになっても、（この映画に出てくる人たちは）勇気を持ってチャレンジするところがすばらしいですね！」と絶賛。「わたしはカジノが好きなので、ロサンゼルスには何度も行っているんですけど、インドはまだ一度も行ったことがないんです。一度行ってみたいと思いましたとコメント。
また、「私は76歳ですが、昨年末に京都の同窓会に行ったんですよ。そうしたら、ご近所同士だった主人を亡くした方と奥様を亡くした方がいてその2人が結婚したんです。映画の中でも恋をしている人が出てきて、現実にこういう事もあるんですね。その2人はもう輝いていて……私にはそういう人はいませんが、うらやましいです。でもね、そういう（思いを寄せる）人は時々お会いするんですよ。心で思っているくらいは主人も許してくれるんじゃないかと思うんですけど、子供にはアカン、と反対されそうですね、ふふふふ」と会場の笑いを誘った。
今後の夢について問われると、「息子の結婚が夢」と明かし、「お嫁さんは一緒にパチンコやスロットをしてくれる人がいい。一緒に息子の悪口で盛り上がりたい」と語った。
続いて、前作よりさらにパワーアップしたボリウッドダンスシーンが見どころのひとつである今作にちなみ、ボリウッドダンサーズによるダンスがスタート。中村もノリノリな様子で、急遽途中参加し「2年で9キロ痩せた」という美しい腰のクビレで周囲を魅了するダンスを披露した。
そして、最後に今作に出演するリチャード・ギアの等身大フィギュアが「マダム・タッソー東京」の協力で持ち込まれ、中村と対面を果たした。
精巧に作られたフィギュアの髪に触れながら「大好き！ タイプです。うちの主人も縮れ毛でしたねぇ。背広姿でネクタイをしている男性が、ネクタイを緩めて一番上のボタンを外してお酒を飲む、そんな姿に一番色気を感じます」と、興奮した様子で語った。
