2月27日公開の映画『ザ・ブリザード』から、出演者のクリス・パインが実在の“英雄”たちと対面する映像が解禁された。
『ザ・ブリザード』特別映像
https://youtu.be/GeBvVNFxMsE
今作ではアメリカ沿岸警備隊(コーストガード)史上最も偉大で最も不可能な救出ミッションとして語り継がれている「ペンドルトン号の救出劇」が描かれているが、その奇跡の救出劇は1952年2月18日の出来事だ。
クリスが対面したのは、その出来事を経験した男たちの中で、今なお存命な2人。救命艇で波に呑まれながらサーチライトを操っていたアンディ・フィッツジェラルドと、主人公・バーニーの親友だったメル・ガスローだ。
映像からは、フィッツジェラルドとガスローが全員から歓迎されている様子が分かる。奇跡の再現に挑む製作者たちにとって、2人は偉大な英雄。ケイシー・アフレックは敬意を表して握手を求め、クリスは当時について次々と質問している。
フィッツジェラルドとガスローの2人は製作初期段階から今作に協力し、事実やディテールに真実性を持たせることに貢献している。2人は、「漁師には行くなと言われた。『正気の沙汰じゃない』と。しかし、当時の沿岸警備隊のモットーは『出動はしなければならない、だけど帰ってこなければならないというわけではない』というものだったんだ」と、命を懸けた救出劇への経緯を明かす。
英雄たちと対面したクリスは、「バーニーはこの映画が作られる前に亡くなっていた。でもバーニーの親友だったガスにも、アンディにも会えたことで、僕はバーニーの人となりを知ることができたんだ」と語り、「敬意を表して、誠実に演じたい」と真っすぐな表情で決意を示している。