マット・デイモン主演作『オデッセイ』がゴールデン・グローブ賞発表(米現地時間10日)を前に特別映像を公開した。『オデッセイ』は同賞で作品賞、主演男優賞、監督賞の主要3部門にノミネートされている。
『オデッセイ』特別映像
https://youtu.be/c1qgVXONu_c
到着した映像では、リドリー・スコット監督が「身の毛もよだつ状況だ。9万9千通りの危険がある」と明かすほど、究極の絶望に直面するデイモン扮するワトニーは、“スーパーポジティブ”なチャレンジ精神を発揮する。植物学などの科学的知識をフル稼働させ、火星で水や食料を作ろうと試みる。今作が全米でヒットした最大の要因は、ベースキャンプ内にジャガイモ菜園を作ってしまうほどの、ずば抜けてユニークなワトニーのキャラクターにある。デイモンも脚本を一読して、「緊迫した状況でも、ユーモアを失わずに落ち着いて対処できるところに惹かれる」と感銘を受けたという。
スコット監督は、「ユーモアを生かすことが私の仕事の大部分だ」と振り返り、また、デイモンは「リドリーの作品はとにかく規模が大きい。彼は4つのカメラで同時に撮影して別々に撮っているかのようにすべての映像が完璧なんだ」と撮影について絶賛する。今回の映像でも、視覚効果に頼らず、嵐をキャストに対しても見せたいと思ったというシーンが描かれている。